ドラマ「監獄学園」原作とアニメをリスペクトしたポスター完成 ジョー役は「テラハ」の宮城大樹
2015年9月18日 10:00
[映画.com ニュース] 平本アキラ氏の人気コミックを実写ドラマ化する「監獄学園 プリズンスクール」のポスタービジュアルが完成した。原作コミックの画を背景にした上、登場人物たちが組体操のように重なる構図はアニメ版のキービジュアルを彷彿(ほうふつ)さるもので、原作とアニメに対するリスペクトからデザインされた。
同作は、女子校から共学へと転換した高校を舞台に、ハーレム状態の学園生活を期待していた入学した男子たちが、寮の女風呂をのぞこうとした罪で懲罰棟での生活を強いられる姿を描いたスクールコメディ。
完成したビジュアルは、囚人服をきた男子生徒5人の上に、学園を支配する「裏生徒会」の美しく清楚な女子学生3人(山崎紘菜、森川葵、護あさな)が腰かけている姿が描かれている。その構図からは男女の圧倒的な権力の差をうかがわせるが、虐げられながらもどこかまんざらでもない表情のシンゴ(矢野聖人)やアンドレ(ガリガリガリクソン)とは対照的に、主人公キヨシ(中川大志)は、とらわれた我が身をあきらめているのか、不屈の闘志を胸中に宿しているのか、意味深なまなざしを投げかけており、ドラマ本編を期待させる1枚になっている。
そして、これまで明かされていなかった、フードの男ジョー役のキャストが、元キックボクシング日本チャンプで、人気番組「テラスハウス」に出演していた宮城大樹であることが明らかになった。
ジョー役については、フードで顔が隠れたキャラクターゆえにキャスティングは難航したという。そんな中、宮城はオーディションまでのわずかな期間で頬がこけるほど減量し、フードの奥から放たれる鋭い眼光や格闘家人生で培った気迫で役を勝ちとった。
1カ月間で10キロ減量し、撮影中の1カ月間もその体重をキープしたという宮城だが、「“ジョー”になりたいという思いから、苦痛と感じることはありませんでした。キックボクシングではチャンピオンが称号だと思いますが、今回、“ジョー”という役の称号が欲しかったので、がんばれたと思います」と話している。
MBSで10月25日深夜0時50分から、TBSで10月27日深夜1時11分から放送開始。