松坂慶子、主演映画「ベトナムの風に吹かれて」試写会でベトナム語披露!
2015年8月21日 15:40
[映画.com ニュース] 女優・松坂慶子が約6年ぶりに主演を飾った日本・ベトナム合作映画「ベトナムの風に吹かれて」の試写会が8月18日(現地時間)、ベトナム・ハノイのナショナルシネマセンターで行われ、松坂をはじめ共演の草村礼子、大森一樹監督、原作者の小松みゆき氏、ベトナム側プロデューサーのダン・タット・ビン氏、日本側プロデューサーの上田義朗氏らが舞台挨拶に出席した。
ベトナムの首都ハノイに暮らす小松氏が、80歳を過ぎた認知症の母親とともにおくる生活をつづった「越後のBaちゃんベトナムへ行く」を原案に描く本作。邦画史上初めて日本とベトナムが共同製作したということもあり、登壇陣は両国の友好と喜びを語った。
主人公・みさおを演じた松坂は、「こんにちは、松坂慶子です。ベトナムが大好きです。ありがとうございます」と流ちょうなベトナム語を披露。客席からの喝さいを受けると、「ベトナムのスタッフ、俳優の皆さんと一緒にあたたかい家族のように仕事をさせて頂いたことは、宝物のようにうれしい(思い出)です」とほほ笑んだ。さらに、大森監督は「言葉も社会も文化も違う人たち同士でこうして完成させることができたのは、映画の力だと思います」と語り、「この映画を、ベトナムの皆さんが楽しんでくださることを願ってやみません」と期待を込めた。
また、「ベトナム語はどのようにして習得を?」と問われた松坂は、「ベトナム語の先生や、たくさんの方に指導して頂きました。それから共演した俳優の皆さんにも繰り返し教わって、教えて下さった皆さんに頭が下がります」と回答。そして、現地での撮影の様子を「大森監督からも『この作品はリラックスしてやってください』と言って頂けたので、ベトナムでリラックスして、伸びやかにできたことがとてもよかったです。ベトナムで苦労したことよりも、楽しかった思い出が多いです」と明かすと、認知症の母・シズエ役の草村も、「来る前は遠い国、外国だと思っていました。ここに着いて、たくさんのオートバイの群れを見てびっくりした時、そしてスタッフに囲まれてあったかい家族のもとに帰ったような感じがした時、その時からベトナムは外国じゃなくなりました」と振り返っていた。
「ベトナムの風に吹かれて」は、10月17日から東京・有楽町スバル座ほか全国で公開。
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