障害を乗り越え生きる少女と母を描く感動作「マルガリータで乾杯を!」予告編
2015年8月14日 14:00
[映画.com ニュース]障害を持った少女の成長と母親とのきずなを描いたインド映画「マルガリータで乾杯を!」の予告編が公開された。インド育ちのフランス人女優カルキ・コーチリンが、脳性まひを持つ主人公のライラを熱演しており、ハンディキャップを持ちながらも懸命に生きるライラの姿に心打たれる映像だ。
若手女性監督ショナリ・ボースが、障害者の性や恋愛という難しい題材も盛り込みつつ、様々な困難を乗り越えて真っ直ぐに生きる少女と娘を温かく見守り続ける母親を描く。コーチリンは半年の準備期間で本作のモデルにもなっている監督の従妹と共に過ごし、表情や仕草を研究した。第39回トロント国際映画祭でNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞するなど、高い評価を得ている。
生まれつき体が不自由な少女ライラは、持ち前の明るさとチャレンジ精神でどんなことにも体当たりで挑戦し、人生を楽しんでいる。家族や友人たちに支えられながら大学にも通い、優しい母の計らいでアメリカの大学へ編入できることになったライラは、母と一緒にニューヨークへと旅立つ。
「マルガリータで乾杯を!」は、今秋からシネスイッチ銀座ほか全国で公開。