森山未來、故郷・大阪ロケは「ラフに」スケボー移動
2015年7月17日 09:00

[映画.com ニュース] 俳優の森山未來主演のドラマ「煙霞(えんか)」の完成披露試写会が7月16日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、森山をはじめ、共演の中村ゆり、木下ほうか、小林聖太郎監督が舞台挨拶に出席した。
大阪が舞台の今作は、撮影のほとんどを関西で行ったといい、木下は「森山さんは移動にスケートボード使われるんです。あれがかっこよかった。10キロメートルくらい移動していた」とロケ中の様子を暴露。森山は「知っている道も多かったので、ロケバスで移動もつまらなかった」とひょうひょうと語り、「衣装のTシャツで生活して、メイクもしてなかったので、(撮影が)終わったらそのままカバン持ったら帰れる。ラフに大阪にいました」と、故郷でのロケを満喫した様子を見せていた。
さらに、主要キャスト、スタッフ全員が関西出身者でそろえられたことに、森山は「関西と関東の人やったら成立しないようなベタなことも、このメンツで成立しないことはないという感じでした」とチームワークの良さをアピールした。中村が、森山と小林監督の様子を「小学生のみたいな会話をしている」と明かすと、森山は「(監督と)地元の同級生やったかな?と思うんですよね(笑)」と監督と目を合わせていた。
ドラマは、大阪在住の直木賞作家・黒川博行氏の同名小説を原作に描く、大阪の私立女子高校の講師たちと、不正をはたらく理事長、謎の悪徳団体が繰り広げる痛快アクションサスペンス。美術講師の熊谷(森山)は、音楽教師の菜穂子(高畑充希)らとともに、理事長を経営私物化をネタにゆすり、自分たちを正教員にする念書を書かせる作戦を実行する。しかし、熊谷らが意図しないところで、理事長の隠し財産である巨額の金塊争奪計画に巻き込まれていく。
土曜オリジナルドラマ・連続ドラマW「煙霞 Gold Rush」(全4話)は、WOWOWで7月18日から毎週土曜午後10時放送(第1話は無料放送)。
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