「天才バカヴォン」主題歌は横山剣!FROGMAN監督は「感謝感激」
2015年5月14日 21:40

[映画.com ニュース] 赤塚不二夫さんの名作ギャグマンガを長編アニメ化した映画「天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬」の完成披露試写会が5月14日、東京・新宿バルト9で行われ、声優を務める瀧本美織、犬山イヌコ、上島竜兵(ダチョウ倶楽部)、村井國夫、FROGMAN監督が出席。合わせて、主題歌を「クレイジーケンバンド」の横山剣が担当することが発表された。
今作は、「秘密結社 鷹の爪」などで人気を博するFROGMANが、赤塚不二夫さんの生誕80年を記念し「天才バカボン」と日本アニメーション制作の不朽の名作「フランダースの犬」をコラボレーションさせた、異色の長編フラッシュアニメ映画。天に召されたはずのネロとパトラッシュが、悪の手先となって現代によみがえり、自分たちを虐げてきた人間たちへ復しゅうする中でバカボン一家に出会い、死闘を繰り広げる様子を描く。
横山は、主題歌「パパの子守歌」について「窮屈だなと思う世の中のスルーされるものを監督は拾っていく。いろんなものを頭の中に入れてジューサーみたいにジュー! って、『こんなん出ました』と言う感じ」と独自の言い回しで楽曲ができた経緯を説明。FROGMAN監督は「名曲を作ってくださった横山さんに感謝感激ですし、この曲を最後まで聞いてこの映画って完成だなと思える曲。急きょエンドロールも超かっちょよくしましたんで、楽しんで頂ければ」と横山に最敬礼だった。
また、瀧本は「ネロとパトラッシュは自分の中できれいな物語として完結させていたので」と驚きながらも、「FROGMANさんにしかできない映画」とニッコリ。「実働2分だった」というレレレのおじさん役の上島は、バカボンのパパの声優を兼ねたFROGMAN監督に大激怒。キスで仲直りするおなじみのギャグを披露し、FROGMAN監督が「柔らかい。ニンニクの味がしました(笑)」とキスの味を暴露し、会場の笑いを誘った。
終始笑いにあふれた舞台挨拶となったが、最後にFROGMAN監督は「製作を発表した直後に父親が亡くなった」と神妙な面持ちで明かし、「自分は7人兄弟の7番目。親父の生き方は利口じゃなかったかもしれないけど、親父がバカでよかったなと本当に思っています。今回の映画はそんな親父に捧げる映画です」と声を詰まらせ、今作にかけた意気込みをにじませていた。
「天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬」は、5月23日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
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