武田梨奈、“全身タイツ隊”相手にアクションシーンを生披露!
2015年5月5日 07:10
[映画.com ニュース] 人気アクション女優・武田梨奈が5月4日、東京・ららぽーと豊洲で行われた主演映画「原宿デニール」の“全身タイツの大ピンチ?”イベントに出席。同作の観客動員数が3万人に達しなかった場合、全身タイツで東京・原宿の竹下通りを練り歩くことを公約している武田は、襲来した“全身タイツ隊”の撃退に挑んだ。
四方八方から襲いかかるタイツ隊を相手に、空手黒帯の腕前を持つ武田は華麗な身のこなしで次々となぎ倒していく。生で一連のアクションを披露する機会は「ほとんどない」そうだが、「ここに来るまで、あんなアクションシーンをやるとは思っていなかったです。急きょだったので。あんなにタイツの人がいると思わなかったので、入って来て(タイツが)黒い人たちがいて、びっくりしました」と笑顔をのぞかせた。
全身タイツの公約は、昨年12月に行われた完成会見での発言がきっかけで、「デニールというのがタイツの厚さの単位で、今回の作品のキーワードなので、全身タイツというのがとっさに出てしまいました」と理由を説明。そして「正直、なんであんなことを言ったんだと後悔していますよ」と吐露し、会場を沸かせていた。
壇上には、目標未達の際に武田が着用する全身タイツが登場し、観客からは喝さい。映画公開前にもかかわらず用意されていることに対し、武田は「これはダメなやつじゃないですか? ピチピチじゃないですか!」と苦笑いしたものの、観客に「(3万人)動員できます。皆さんにかかっています」と力強く呼びかけた。
また共演陣について聞かれると、「(お笑いコンビ)『キングオブコメディ』の今野浩喜さんとのシーンが多いんですが、こんなに色気がある人なんだと思いましたね。寝ているシーンがあるんですけど、緊張しちゃいました」と振り返る。しかし「見つめられると目をそらしたくなる色気を持っています」と明かすと、会場からは笑いが起こっていた。
映画は、日本の最先端カルチャーの発信地・原宿を舞台に、武田扮する上司との不倫に悩む婦人警官や、個性的な若者たちの人生が交錯する群像劇。5月16日から東京・ユナイテッドシネマ豊洲ほか全国で順次公開。