サリン事件ドキュメンタリー「一枚の写真」がクランクイン
2015年3月24日 23:55
[映画.com ニュース] オウムサリン事件を題材にしたドキュメンタリー「一枚の写真」が、事件発生から20年目を前にした3月7日にクランクインした。
監督は、さかはらあつし。1995年3月20日、さかはら監督は当時勤めていた会社に向かう途中、無差別テロであるオウムサリン事件に巻き込まれた。監督が乗っていた車両ではひとりがサリンを吸い死亡し、監督自身もいまだ重い後遺症に悩まされ、この20年、被害者のひとりとして苦しんで生きてきた。事件が忘れ去られていくなかで、監督は被害者として、ひとりの人間として、この事件が何であったのかを解明していくことが、自分なりの決着をつけることではないかと考え、この作品を企画した。
出演するのは、加害者側である教団の中枢にいて現在アレフの出家信者である荒木浩氏。荒木氏はさかはら監督と同じ時期に京都大学に籍を置いていた。ひとりは教団に出家して加害者側となり、ひとりは偶然にも事件に遭遇して被害者となった。ふたりにとってこの20年とは何だったのか。同じ時間を共有した関西の街を歩き、逃げ場のない中で封印した時間が赤裸々に浮かび上がってくる。そして、運命の3月20日、ふたりは事件現場に立つ。製作協力・配給は太秦。2016年春に公開を予定している。
さかはら監督は現在、大阪の放送芸術学院で映画・ドラマ制作を指導。2月20日には上祐史浩氏との対談本「地下鉄サリン事件20年 被害者の僕が話を聞きます」、9月にはKADOKAWAからオウム真理教関連書籍を出版予定だ。(文化通信)
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