吹越満、妻・広田レオナ監督を手放しで絶賛「平成の女・鈴木清順の誕生」
2015年3月1日 07:15

[映画.com ニュース] 女優・広田レオナの15年ぶりとなる映画監督第2作「お江戸のキャンディー」が2月28日、東京・池袋のシネマ・ロサで封切られた。
「男同士の恋愛を超低予算で、R指定なしで作りたいという発注だったので、私の変な世界観でよろしいかしら」という理由で、2000年「DRUG GARDEN」以来のメガホンをとった広田。真山明大、高橋ひろ無ら若手イケメン俳優を起用し、極彩色の禁断の恋を描き「嫌いと言っていただいてもけっこう。何回も見たくなるように作った。この子たちがすごくいいので、細かくいいところを見つけて」と自信のアピールだ。
夫の俳優・吹越満も「積極的出演」という形でサポート。「時間とお金のない中で、これだけのものができた。俺以外を見てほしい。この先何を言っても身内だということはばれているので謙虚に宣伝させていただきます。平成の女・鈴木清順の誕生です」と大絶賛した。
広田は、「今まで1度も褒めたことがないけれど、ちゃんとした俳優さんだなと思った。まだまだヒヨッコだと思っていたのに。ヒヨコ扱いできるのは私くらいだから」と照れを隠しながら感謝。しかし、「嫌いなタイプの女優さんと共演すると、クソミソに言うんですよ」と暴露すると、吹越もタジタジで「僕にとっては双子のお兄さん。2人でいるところを見ても、夫婦と思わないで」と話し、家庭での関係をうかがわせていた。
「お江戸のキャンディー」は、「白鳥の湖」をベースに男ばかりの世界「EDOワンダーランド」で繰り広げられる花魁たちの究極の愛を描く。
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