小林薫マスター「雰囲気を出してくれている」深夜食堂の常連客に感謝
2015年1月13日 18:36

[映画.com ニュース]俳優・小林薫が1月13日、主演映画「深夜食堂」の完成会見を都内で行った。2009年に深夜枠の連続ドラマとしてスタートし、3本のシリーズを経ての待望の映画化。小林は、「晴れがましい気持ちですね」とほおを緩めた。
会見には不破万作、綾田俊樹、安藤玉恵ら舞台となる深夜食堂「めしや」に集う10人の常連客も集結し、松岡錠司監督が「アングラ俳優たちが、ここまでひな壇でしゃべるのは珍しい」と感嘆するほど。それでも、「彼らの心情あふれる姿勢が、作品により奥行きのあるものにしたのは間違いない」と絶賛した。
マスター役の小林も、作品の魅力を聞かれ「ズバリ、常連客の皆さん」ときっぱり。「居心地のいい場所ではあるけれど、それを演じてくれと言われてもなかなか出せるものではない。彼らがなじんでいる、ホッとしている姿を通してマスター像や店の雰囲気が出ている」と感謝していた。
深夜食堂には豚汁定食以外の食事メニューがなく、マスターが「言われれば大抵のものは作るよ」が信条。料理は、NHK朝のテレビ小説「ごちそうさん」などを担当してフードスタイリストの飯島奈美によるもので、小林は「たいしたもんは出していないけれど、それがやたらにうまかったりする。それを当たり前のように出してくれるありがたさ、本番では温かいものに変えてくれるので本当に魂がこもっている」と称えていた。
「深夜食堂」は、240万部を超える人気コミックの実写化。午前零時から7時頃まで開店する通称「深夜食堂」を舞台に、そこに集う高岡早紀、柄本時生、多部未華子、筒井道隆ら客たちの人間模様をマスターが温かい料理と視線でつむいでいく。1月31日から全国で公開。
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