ゴジラ“還暦”の誕生日に地元・世田谷区から表彰され歓喜の咆哮
2014年11月3日 18:45

[映画.com ニュース] 日本が誇る人気怪獣ゴジラが11月3日、生まれ育った東宝スタジオのある東京・世田谷区から感謝状を贈られた。この日は1954年の第1作の公開日で、“還暦”を迎えたゴジラ。日本で製作された全28作がこの地から生み出されたとあって、地元からの表彰にゴジラも歓喜の咆哮(ほうこう)をとどろかせた。
保坂展人世田谷区長が、「あなたの存在と活躍は、日本独自の特撮映画や映像技術の発展に寄与し、映画文化を通してあらゆる世代の人に感動と衝撃を与えてきました」という旨の表彰状を読み上げ授与。「ゴジラさん、還暦おめでとう。私もファンで、子どもの頃は手に汗を握って映画館に通っていた。80年代以降は平和や正義、人間のおごりや文明の暴走など深いテーマを与えてくれた。ゴジラ世代として感謝している」と祝辞を述べた。
名代で表彰状を受け取った東宝・市川南取締役は「第1作は大方の予想を超えて大ヒットした。960万人を動員し、渋谷の道玄坂が人であふれ返ったと聞いている」と説明。さらに、「今年はハリウッド版の『GODZILLA』も250万人を超える動員で、見事に復活してくれた。日本のみならず世界に通用するキャラクターであるとあらためて確信しました」と語った。
2015年2月21日~4月19日には、世田谷美術館で「東宝スタジオ展 映画=創造の現場」の開催が決定し、保坂区長は「映画の舞台裏や魂の部分まで展示してほしい」と期待。映画はハリウッド版が2018年の公開を目指し企画が進行しているが、故郷・日本での真の復活も待たれるところだ。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ