「SKE48」単独のドキュメンタリー映画、2015年公開決定 姉妹グループで初
2014年10月9日 10:30
[映画.com ニュース] 「AKB48」の姉妹グループとして名古屋を拠点に活動する「SKE48」のドキュメンタリー映画「DOCUMENTARY of SKE48(仮題)」が製作され、2015年に公開されることが決まった。10月5日、SKE48劇場で行われた同グループの劇場デビュー6周年特別公演で発表された。AKB48姉妹グループの中でも、ダンスの激しさや、楽屋で意見をぶつけ合う「熱さ」で知られるSKE48のメンバーたちの汗と涙、青春をスクリーンに描き出す。
SKE48は、現在、国内外で5グループが活躍するAKB48の姉妹グループの中で最も早い、2008年に結成。当初から「AKB48のライバルになること」を目標に掲げ、12年には姉妹グループで初めてNHK紅白歌合戦への単独出場を果たした。今年2月には、同様に姉妹グループでは初となる、ナゴヤドームでの単独ドーム公演2日間を実現。常に姉妹グループを牽引する存在であり続けている。AKB48のドキュメンタリー映画「DOCUMENTARY of AKB48」はこれまでに4作が製作・公開されているが、姉妹グループの単独ドキュメンタリーも今回が初めてだ。
映画は、そんなSKE48の6年間の軌跡を、1期生のオーディションから撮り続けられてきた膨大な記録映像と、新たに収録されるメンバーのインタビューなどで構成。1期生オーディション当時11歳で、秋元康総合プロデューサーに「ダイヤの原石を見つけた」と言わしめた松井珠理奈と、歌もダンスも未経験で劇場公演では最後列だった松井玲奈という、SKE48の二枚看板「ダブル松井」が、対照的なスタートラインから、SKE48を一大アイドルグループへと押し上げ、自らも選抜総選挙でそれぞれトップ5にランクインするまでに至った道のりを赤裸々に描くという。
さらに、メンバーの大量卒業の裏で起きた出来事や、異色の存在ながら頭角を現した須田亜香里、松村香織といったメンバーの躍進の秘密、ダブル松井が初めて明かすSKE48の未来といった内容も盛り込まれる。