「ニンフォマニアック」の若手女優、ムンバイ同時多発テロを描く新作に主演
2014年9月8日 11:45

[映画.com ニュース] 過激な性描写で物議を醸しているラース・フォン・トリアー監督の新作「ニンフォマニアック」でヒロインに抜てきされた女優ステイシー・マーティンが、新作「タージ・マハル(原題)」に主演することがわかった。
米バラエティによれば、同作は2008年にインドで起こったムンバイ同時多発テロを題材にしたスリラーで、テロリストたちが宿泊者を人質に立てこもった高級ホテル「タージマハル・ホテル」が舞台となる。物語は、人質として捕われたマーティン演じる主人公の視点を通じて描かれるようだ。スパイ映画やスリラー作品に定評のある仏監督・脚本家のニコラ・サーダが、自らの脚本をもとにメガホンをとり、来月クランクイン、15年春の公開が予定されている。
仏パリ出身で現在23歳マーティンは、「ニンフォマニアック」でシャルロット・ゲンズブールが演じる色情狂のヒロイン、ジョーの若き日の姿を演じた。同作は2部作構成で、Vol.1はマーティンを中心に、思春期のジョーが自らのセクシャリティに目覚め、数々の男性たちと情事を重ねていく過程が描かれる。Vol.1は10月11日から、Vol.2は11月1日から日本公開。
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