福田彩乃、行定勲監督作「平成猿蟹合戦図」で子連れ“ものまねホステス”に
2014年9月1日 08:00

[映画.com ニュース] ものまねタレントの福田彩乃が、行定勲監督が手がけるWOWOWの新ドラマ「平成猿蟹合戦図」に出演することが発表された。行定監督と初めての顔合わせとなった福田は、息子とともに長崎から上京してくる“ものまねホステス”の真島美月役で、普段のイメージとは異なるセクシーな表情を見せる。
吉田修一氏の人気小説を、女優の鈴木京香と俳優の高良健吾の初共演で連続ドラマ化。鈴木演じる園夕子と、高良扮する憎めないキャラクターのバーテンダー浜本純平が、ある事件をきっかけに出会い、独り身のチェロ奏者、冴えないホスト、子連れのホステスら心優しき市井の人々を巻き込み、国の将来を決める“戦い”に挑んでいく姿を描く。
「初体験の行定組は、とても刺激的でした!」と語る福田は、行定監督について「“自由”や“衝動”をとても大切にされている印象がありました。私たちのアイデアも積極的に取り入れてくれ、こちらの可能性を引き出してくださる監督でした」と振り返る。「空き時間には、『ものまね教えて~』とおちゃめな一面もあり、とても楽しい現場でした」と充実した撮影だったことをうかがわせた。
美月役の福田のほか、萩原聖人が世界的チェロ奏者の湊圭司、高岡早紀が純平(高良)の働く韓国クラブのママ・美姫、浅香航大が美月の夫でホストの朋生を演じることが発表された。そのほか、三根梓、マキタスポーツ、池田成志、千葉哲也、中原丈雄、石橋蓮司ら個性派キャストが、日本を揺るがす大騒動を繰り広げる。
本作を「展開も速く、パズルを解いていくような復しゅう劇」と説く福田は、「誰が蟹で、誰が猿なのか。見たらきっと『早くこの猿を木から落としてやりたいっ!』と、うずうずしてたまらなくなると思います」とコメント。「ひとりひとりが愛おしく、若者たちが臼や蜂と集まって世の中を変えようと懸命に生きる様は、まさに“平成猿蟹合戦図”! ぜひ楽しみにしていてください!」とアピールした。
WOWOW土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 平成猿蟹合戦図」(全6話)は、11月15日午後10時から放送スタート。
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