「ダイバージェント」メイキング&インタビュー映像が公開
2014年6月27日 12:15
[映画.com ニュース] 全米大ヒットのSF超大作「ダイバージェント」の魅力にメイキングと関係者のインタビューで迫る特別映像が、このほど公開された。
インタビューパートに登場するのは、運命を自ら切り開くヒロイン・トリス役を演じたシャイリーン・ウッドリー、トリスを覚醒へと導く教官フォー役のテオ・ジェームズ、トリスに立ちはだかるジェニーンとして初の悪役に挑んだケイト・ウィンスレットらメインキャスト。さらに原作者のベロニカ・ロスも登場し、同作の設定と世界観、そして世界的に受け入れられた理由について詳細を語っている。
最終戦争から100年を経た未来を描く「ダイバージェント」では、人類が唯一生き残る方法として、「平和」「高潔」「博学」「無欲」「勇敢」という5つの異なる共同体が構成する新しい社会体制が築かれている。人々は一度だけ行われる性格診断によって、生涯帰属する共同体が決定付けられるが、主人公トリスは抹殺対象として恐れられている“異端者(ダイバージェント)”の素質を偽り、軍事・警察の機能を担う「勇敢」に加入する。特別映像では、走る列車から飛び降りるスタントシーンなど、トリスが経験する過酷な訓練シーンの裏側も紹介。ビルの屋上から地面に開いた穴に飛び降りるシーンでは、ワイヤーに吊られたヒロインとともにカメラマンも落下しながら撮影されていたことがわかる。
そして、「なぜ世界中の人々を魅了するのか?」という問いについては、「この物語はすべての人々が経験すること。自分の居場所や未来を、誰もがいつかは決断する」(ロス)、「この映画には『自分の道を切りひらく』というテーマがある」(ジェームズ)、「『本当の自分』や『自らの決断』について描いているからね」(ウィンスレット)と語られている。
「ダイバージェント」は、7月11日から全国公開。