アジア最大短編映画祭「SSFF」でインドネシア作品に大賞!
2014年6月9日 22:40

[映画.com ニュース]アジア最大級の短編映画の祭典「ショートショート フィルム フェスティバル&アジア 2014」が6月9日にクロージングを迎え、インドネシア映画「ホールインワンを言わない女」がグランプリに輝いた。
米アカデミー賞公認の国際短編映画祭でもある同映画祭は今年で16回目を迎え、渋谷AiiATheater Tokyoでレッドカーペットイベントとクロージングセレモニーが開催された。出品作、各賞受賞作品に出演、もしくは監督として参加している有村架純、芦名星、市原隼人、斎藤工、ヒャダイン、審査員を務めた石坂浩二、高梨臨、北村龍平、作家の湊かなえらが来場した。
有村は「平穏な日々、奇蹟の陽」に出演し、「ジャパン部門ベストアクトレスアワード」を受賞。「このような評価をいただいて本当に嬉しく思っています。この場にいられるのは監督、スタッフのみなさんのおかげです。今後もこの気持ちを大切に精一杯がんばっていきます」と語った。
市原は初監督作にして自ら主演も務めたアクション短編「Butterfly」で「話題賞」に輝いたが「初めての監督でたくさん課題があったし、残された課題もたくさんあった。それ以上に得たものもたくさんありました。これを糧に作り続けたい。みなさんの心に残る作品を作りたい」と今後も監督業に挑戦していくことを宣言した。
オフィシャルコンペティション部門は3部門で優秀賞が選ばれ、その中からグランプリが決定するが、「ジャパン」部門優秀賞は小寺和久監督の「一秒の奏でる世界」、「インターナショナル」部門優秀賞はドイツの「サイの行進」、そして「アジア インターナショナル」部門で「ホールインワンを言わない女」が受賞した。
「ホールインワンを言わない女」のヨセプ・アンギ・ノエン監督は砂時計をかたどったトロフィーを掲げ大喜び。「これから先の、多くの受賞の第一歩と確信しています。アリガトウゴザイマス!」と今後のさらなる飛躍を誓った。
審査員の北村は、それぞれの受賞作を称えつつも「グランプリ受賞作は圧倒的に違う次元にあった」と語りヨセプ・アンギ・ノエン監督について「間違いなく数年後、長編の世界で活躍する」と語る。高梨も同作を「なかなか新しいタイプの作品が少ない中で圧倒的な存在感があった」と絶賛していた。
主要受賞作品は以下の通り
インターナショナル部門優秀賞:「サイの行進」
アジア インターナショナル部門優秀賞:「ホールインワンを言わない女」
ジャパン部門優秀賞:「一秒の奏でる世界」
モエ スター アワード:「二人の秘密」
CGアニメーション部門優秀賞:「獣」
ミュージックShort部門シネマチックアワード:「半パン魂」
ミュージックShort部門 UULAアワード:「めちゃくちゃなステップで」
話題賞:「Butterfly」
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