玉山鉄二、朝ドラ「マッサン」主演で10年越しの夢実現!ヒロインは初の外国人
2014年3月4日 18:40

[映画.com ニュース] 本年度後期NHK連続テレビ小説「マッサン」の主演キャスト発表が3月4日、東京・渋谷の同局で行われ、タイトルロールを演じる玉山鉄二と、その妻エリー役で朝ドラ初の外国人ヒロインを務めるシャーロット・ケイト・フォックスが会見した。
日本のウイスキー誕生を支えた竹鶴政孝さんとその妻リタさんをモデルに、ウイスキー作りに人生をかける不器用な日本男児“マッサン”と、マッサンと国際結婚し日本に嫁いできたスコットランド人の妻“エリー”のデコボコ夫婦が織りなす人情喜劇。玉山は、「約十数年前の僕が世に出る前、たくさんの朝ドラのオーディションを受けたけれど結果はすべてダメだった。十年越しの実現を誇りに思っている。身を引き締めて頑張っていきたい。10カ月という長丁場だけど、妻エリーを愛し続け、どんなことがあっても守っていきたいと思う」と力強く語った。
アメリカ・ニューメキシコ州出身のフォックスは、これまでミュージカルや舞台を中心にキャリアを積み、国内外500人を超える応募者の中から選ばれた逸材。フォックスは、「コンニチワ、ヨロシクオネガイシマス」と覚えたての日本語で挨拶すると、「スカイプで知らせを聞いた時はまだパジャマ姿で、自分でも信じられなかった。本当に私でいいのかとも思ったけれど、とても名誉なこと。早くマッサンと撮影に臨みたい」と意欲満々。また、「アメリカで見た『純と愛』が好き」だそうで、早くも朝ドラヒロインとしての自覚を感じさせた。
2人は昨日夕刻に初対面を果たしたばかりだといい、玉山は「会議室で待っていたら、入ってくるなり僕の方に走ってきて抱きしめてくれた。僕に妻と子どもがいることはご存じないんだな」と冗談を飛ばし、「ピースフルで懐が深い女性という印象。色々なお芝居をぶつけていっても受け止めてくれるだろうなという安心感がある」と厚い信頼。フォックスは、「私は誰にでもハグをするタイプなの」と弁明しながら、「台本の打ち合わせで玉山さんからとても深い質問を受け、大きな安心感を感じた。これからもハグし続ける」と相思相愛だった。
玉山は、現在はまだ日本語が話せないフォックスとの共演に「エリーもマッサンと日本に来て、日本の文化と言葉の壁にぶつかっていく。彼女自身も今後色々な壁に打ち当たると思うので、境遇が重なる部分があると思う。僕もできる限り全面的にバックアップしていく」と頼もしかった。
NHK連続テレビ小説「マッサン」は、9月29日から2015年3月28日放送予定(全150回)。
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