“芸能界一、愛を知る”杉本彩が愛する、別れる勇気のススメを自らの経験踏まえ披歴
2014年2月27日 16:39

[映画.com ニュース]女優の杉本彩が2月27日、都内で行われた中韓合作映画「最後の晩餐」の公開を記念した「未来のための別れ方」と題したトークショーに、離婚式プランナーとして知られる寺井広樹氏とともに出席した。
「芸能界一、本当の愛を知る」と紹介された杉本は「恥ずかしい」と照れながら登場。それでも、「あらゆる別れを経験していますから」と妖艶な笑みを浮かべた。
寺井氏によれば、日本での“円満離婚”の割合は1%ほどと少なく、離婚式では最後に結婚指輪をハンマーで叩き割る儀式が行われるという。離婚経験者の杉本も興味深げに聞き入り、「離婚って、周りに挨拶できるものでもないから、視覚的に心を納得させることは大切ですよねえ」と納得の表情だ。
映画では、高校時代から付き合っていたカップルが、お互いの夢をかなえるまでの別離、5年後の再会、結婚を約束する契約書を交わす。杉本も、「若いころは1分、1秒を一緒にいることが愛だと思っていた。先を見据えた愛が存在するなんて理解できなかった」と強調。年齢を重ねていくうちに分かるようになってきたそうで、離婚を考えている女性ファンからの質問には、「自分からきっかけをつくるのは難しいし勇気がいるけれど、突然カットアウトするのではなく、時間をかけて徐々に相手に伝えていく作業が必要。私の場合は(離婚まで)4年かかりましたから」と自身の経験を踏まえアドバイスを送った。
これには、寺井氏が「中立に話を聞いてくれそうなので、ぜひ1度、離婚式プランナーをやっていただきたい」と絶賛。杉本も、「気持ち的に男性の部分もけっこうあるので、中立だと思いますよ」とまんざらでもない様子だった。
そして、恋に悩んでいる人々に向けて「すべての出会いに別れがある。だから別れを恐れることはない」というメッセージを披露し、「愛することにはものすごい意思と勇気がいる。どんな困難があっても、強く愛せることの幸せを感じてほしい」とエール。ちなみに、「あらゆる別れ」の中で杉本が最もつらかった別れは、「一緒に暮らしていたネコの病気に気づかず、死なせてしまったこと。自責の念に駆られ、食事もノドを通らず激ヤセしまった。30歳くらいだったけれど、時も悲しみをいやしてくれないと思っていた」と明かし、おどけていた。
「最後の晩餐」は、お互いの夢をかなえ5年後に再会したリー・シンとチャオチャオだったが、リー・シンに美人の婚約者がいることが発覚。チャオチャオの奪回作戦と、その空白の5年の秘密が明かされるにつれて、リー・シンが真実の愛に気づいていく姿を描く。3月1日から全国で順次公開される。
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