盲目のピアニスト、ホアン・ユィシアン来日 「夢を追いかける映画」と主演作PR
2014年1月16日 13:20

[映画.com ニュース] 視覚障害をもつピアニスト、ホアン・ユィシアンの半生を描いた作品で、ウォン・カーウァイ製作総指揮による台湾映画「光にふれる」(チャン・ロンジー監督)の試写会が1月15日都内であり、来日したホアンが舞台挨拶に立った。
生まれつき目が不自由だが、早くから類まれな音楽の才能を見せたホアンは、視覚障害のある学生として初めて、国立台湾芸術大学ピアノ科で学士を取得する。幼い頃のトラウマで、表舞台に立てなくなったピアニストが、都会の音楽大学に通い、仲間たちとの交流によって、逆境を乗り越え夢にむかう姿をホアンの体験に基づき描いた。
演技経験がなかったものの、自分自身を演じたホアンは「若者が夢を追いかける映画。日本の多くの方に見てほしい」と作品をPR。実際の演技については「映画は実話に基づいていますが、フィクションの部分もあります。実際にあったことは自然に演じられましたが、フィクションの演技が難しかった」と述懐する。映画のテーマにちなみ、ホアンの更なる夢を問われると、「今までと変わらず、多くの人に僕の曲を聞いてほしい。具体的な夢だと、今年中にファーストアルバムを出したい」と話した。
ホアンは本作の音楽も担当しており、この日の試写会では劇中で使われた美しいピアノ曲と他1曲を披露し、会場から大きな拍手が上がった。またこの日は、ルームメイト役を演じた台湾のミュージシャン、シャイニーも来日。ホアンをサポートしながら、ジョークを飛ばすなど劇中さながらに息の合った様子を見せていた。
「光にふれる」は2014年2月8日全国公開。
(C)2012 Block 2 Pictures Inc. All rights reserved.
フォトギャラリー
関連ニュース






境遇の異なる女性3人の友情描くカンヌグランプリ受賞作「私たちが光と想うすべて」7月25日公開 「花嫁はどこへ?」チャヤ・カダムも出演
2025年4月25日 09:00
映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ