岩井俊二、初の連ドラ脚本に自信と感慨 中村蒼&本郷奏多も大興奮
2014年1月8日 12:25

[映画.com ニュース]岩井俊二が初めて連続ドラマの脚本・企画プロデュースを手がけたドラマ「なぞの転校生」の会見が1月8日、都内で行われ、岩井をはじめ主演の中村蒼、本郷奏多、桜井美南、長澤雅彦監督が出席した。
原作は、1970年代に「少年ドラマシリーズ」として映像化され話題を呼んだ、眉村卓氏のSFジュブナイル小説。幽霊を見たという話題で持ちきりの高校に一人の転校生がやってくるが、その周辺で奇妙な事件が頻発し始めるというもの。岩井は中学生時代にドラマを見ていたそうで、「“眉村卓”という3文字を見るだけでその時代に引き戻される。そのドラマを自分が手がけられるという至福を実感しました」と感激を口にする。
連続ドラマ初挑戦とあって、1話30分の全12話、計6時間の作品として書き上げるのには苦労があった様子。「友人の北川悦吏子に『連ドラって大変だね』と話したら、『そっちは30分だけど私は1時間書いているのよ』って言われました(笑)。書いても書いても足りなかった」と苦笑い。それでも、「若い3人を中心に瑞々しい作品になっていると思います」と自信をのぞかせた。
SF好きの高校生・広一を演じた中村は、「怒涛の1カ月だった」と撮影を振り返る。そして、「短い時間で監督の求めるものができているか不安でしたが、最後の方は集中力を高めて芝居をする緊張感があり、楽しめました」とニッコリ。“なぞの転校生”山沢を演じた本郷は、岩井の脚本に強い衝撃を受けたという。「SFだからこそ、説得力を持たせるためにいろんなことを理論立てている。ゼロから作り上げた世界観にリアリティがあり、のめり込んでいけるように仕上がっています」と語った。
「なぞの転校生」は、1月10日からテレビ東京ドラマ24枠で放送開始(金曜深夜0時12分から)。
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