実写版「銀の匙」主題歌は、青春をテーマに掲げたゆずの新曲
2013年12月6日 20:20
[映画.com ニュース] 荒川弘氏の人気コミックを実写映画化する「銀の匙 Silver Spoon」の主題歌に、人気男性デュオ「ゆず」(岩沢厚治・北川悠仁)の新曲「ひだまり」(発売未定)が起用されることが決まった。
「銀の匙 Silver Spoon」は、テレビアニメ化もされた累計1200万部突破の人気漫画が原作で、北海道の農業高校を舞台に、主人公の少年少女たちの友情や恋、命に向き合う姿を描く青春物語。「純喫茶磯部」「麦子さんと」の吉田恵輔監督がメガホンをとり、主人公・八軒勇吾を「Sexy Zone」の中島健人、ヒロイン・御影アキを広瀬アリスが演じる。
「ひだまり」は、岩沢の作詞・作曲によるミディアムチューン。岩沢は、原作コミック、映画のあらすじを読みこんだ上で、今年の夏頃に制作を開始。「現在を生きていく中での『青春』というものが人それぞれにあるんじゃないか、というテーマを掲げて、詩や曲を作り始めました」と制作時の思いを述懐する。さらに、「音や言葉のなかに“光”が見えるように、それもすごくまぶしい煌々(こうこう)としたものではなく、“一筋の希望”だったりとかを、キラキラした音で表現できないかなと思いました」とコメントを寄せた。
完成した楽曲は、映画の舞台となる北海道の壮大な草原の景色が浮かんでくるような軽やかなアコースティックサウンドと温かいメロディ、誰もが通る青春の葛藤やはかなさ、幸福感をつづった歌詞が映画の世界観を盛り上げる一曲になっているという。この楽曲には北川も、「シンプルでありながら強さを感じる曲なので、その世界観と、今ゆずが目指している音とが交わった楽曲になったと思います」と自信をのぞかせている。
いつも「ゆず」の歌を聴いているという主演の中島は「ゆずさんの曲が自分の映画の主題歌になるなんて思わなかったです。今回、映像を見て、台本を読んで、この曲を作ってくださって……、僕の成分も入っているのではないでしょうか(笑)。1%でも貢献できて嬉しいです」と喜ぶ。吉田監督は「『銀の匙 Silver Spoon』は突き抜けた青春映画ですが、その中に生き物を食べる、命をいただくという複雑なテーマがある作品。この映画にはゆずさんのように、温かく繊細な表現が出来るアーティストに担当していただきたいと感じオファーさせていただきました」と経緯を明かし、「本作のイメージにぴったりの曲です。ラストにこの曲がかかると何度見ても泣きそうになります」と出来栄えに満足している様子だ。
「銀の匙 Silver Spoon」は2014年3月7日全国公開。
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