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吉田恵輔監督、エロすぎる漫画家&負け美女研究家とのトークを満喫

2013年10月30日 15:35

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「ばしゃ馬さんとビッグマウス」をPRした峰なゆか(左)と犬山紙子
「ばしゃ馬さんとビッグマウス」をPRした峰なゆか(左)と犬山紙子

[映画.com ニュース] 吉田恵輔監督が10月28日、メガホンをとった「ばしゃ馬さんとビッグマウス」の公開に先駆け、都内で行われた特別トークイベントに出席した。麻生久美子演じる主人公のように、日々夢に向かって努力を重ねる女性たちを応援するため、AV女優から漫画家へと転身した、“エロすぎる漫画家”峰なゆか、痛烈なイラストエッセイで多くの女性の共感を呼んでいる“負け美女研究家”犬山紙子が、作品や夢ついてのトークを繰り広げた。

さんかく」や「純喫茶磯辺」で脚光を浴びた吉田監督が仁志原了とともにオリジナル脚本を執筆した本作は、脚本家になる夢を捨てきれずにいる“ばしゃ馬さん”(麻生)と、自称・もうすぐ天才脚本家の“ビッグマウス”(安田章大)が、衝突を繰り返しながら自分たちの夢と真剣に向き合う姿を描くロマンティックコメディ。

吉田監督は今作の製作背景を、「映画監督になるという夢はずっと持っていたけど、なってからのことは考えていなかった。夢に向き合った時間をひとつ映画にしようと思った」と説明。6年半のニート生活の間、漫画を書いていたという犬山は「主人公ふたり両方の気持ちが私にはある。うそ偽りのない作品に仕上がっていると思います」と太鼓判を押した。一方の峰は、「専門学校に行っていた時は、学生が“ばしゃ馬”さんタイプと“ビッグマウス”タイプに分かれていて、あの頃の苦しくてイヤでイヤで仕方なかった思い出がよみがえった」と感想を述べた。

イベント中にアルコールを口にした3人はほろ酔い気分で勢いが増し、きわどい恋愛テクニックについて語り合うなど、トークは大いに脱線。終了時には、「吉田監督はすごく面倒くさいけど(笑)、こんなに面白い人と知って、もう 1回作品を見たくなった」(犬山)、「作品を見て吉田監督ってすごくいい人なんだろうなと。話し合うかな?と思っていたけど。こんなに合うなんて」(峰)と、意気投合していた。「今日はふたりにいじめられると思っていた」という吉田監督も、「イベントが終わっても僕は終わりません! 終電までまだ何とかなると思っています」と、すっかり満喫したようだった。

ばしゃ馬さんとビッグマウス」は、11月2日から公開。

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