本田翼、やりたいことを詰め込んだ最初で最後の写真本「ほんだらけ」発売
2013年10月27日 10:00
[映画.com ニュース] モデルで女優の本田翼が、初の写真集「ほんだらけ(本田本)」を10月31日に発売することがわかった。Kindleでの電子書籍版の独占配信も同日開始。11月3日にはファンと交流する発売記念イベントも開催される。
本田は、モデルという華やかなイメージとは裏腹に「漫画がガソリン」というほどインドア派。漫画を1000冊以上所有し、ゲームも長い日では1日14時間はプレイするといい、「仕事がない日には、布団に入ったまま漫画を読んでゲームして登場人物に変身し、挙句の果てには布団のままワープして本屋や公演、カフェに散歩(?)にいったりできる世界」が理想だという。写真集は、そんな本田の空想の世界を表現した1冊となる。
アートディレクターに秋山具義、フォトグラファーに佐内正史、スタイリストに伊賀大介、ヘア&メイクに牧田健史と業界を代表するクリエーターが結集。撮影は都内近郊の本屋、ライブハウス、公園、神社、カフェ、ビルの屋上、住宅街、線路沿いなど身近な場所で行われ、渋谷の書店を貸し切って布団を敷き、数千冊もの本に囲まれて寝ている文字通り「本だらけ」のシーンや、すっぴん顔にパジャマとどてらで布団にくるまったまま町に出かけるシーン、自身が日頃から読んでいる大好きな漫画のキャラクターに変身した姿、セーラー服や浴衣姿など、全19シチュエーションで本田が「やりたいことをやってみた」というカットが満載されている。
また、各ページには、身の回りにある何気ないものや事柄を独特の視点で風刺した手書きの言葉がつづられている。その言葉からは、現実社会の良さを逆説的に浮き出させ、現実社会の中で楽しみを発掘し、生きていこうとする本田の本意を感じることができる。その他、カバーの裏側に忍ばせた直筆イラスト、巻末の制作秘話的コラム漫画など、パッケージや中身の隅々に至るまで、漫画誌風の小技をきかせた遊び心が詰め込まれている。
「こんなに私の好きなことを形にした写真本は最初で最後です」と語る本田は、「やっと出来たという喜びとともに、大満足の仕上がりになりました。私の一生の記念です」と仕上がりに満足している。
この写真集の発売を記念し、「まんがの日」に制定されている11月3日にファン交流イベントが開催されることも決定。イベント参加者に本田が登場する4コマ漫画を描いてもらい、「本田だらけ!4コマ漫画1000ストーリー作品集(仮)」を共同制作するという試みで、参加者全員が共同作家として本田とともに作品に名を残すことができる。本田と参加者全員での写真撮影会や、トークショーも予定されている。
イベント参加の詳細は写真集の情報サイト(http://www.stardustpictures.co.jp/hondarake.html)に記載。
「本田翼1st-Last写真本『ほんだらけ(本田本)』」は10月31日発売。価格は税別1700円(Kindle版は1500円+税)。112ページ、B5サイズ。
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