大竹しのぶ&松田美由紀「女たちの都」の撮影での合い言葉は「今日も太った?」
2013年10月26日 15:15

[映画.com ニュース] 女優・大竹しのぶが10月26日、主演映画「女たちの都 ワッゲンオッゲン」の初日舞台挨拶を、共演の松田美由紀、杉田かおるらと東京・シネスイッチ銀座で行った。
日本一の衰退都市といわれる熊本・天草市牛深を舞台に、町興しに奔走する女性たちの力強い姿を描く人間ドラマ。大竹は、「牛深の皆さんがいなければ、この映画は完成しませんでした。美しい町の美しい人たちと一緒に作れたことが一番貴重な体験でした」と地元の協力に感謝した。
撮影から約1年半を経ての東京公開に、松田は「映画は作るのも大変ですが、見ていただくまでが仕事。やっと東京の皆さんに見てもらえてうれしい」と感慨深げ。だが、杉田は「私は台本は読めないけれど、空気は読める女優だと思っていたけれど、現場に入ると空気も読めなかった。現場の皆さんに支えられてやりきることができました」と自ちょう気味に語ると、大竹らも会場も大爆笑だ。
現場では連日のように、地元から差し入れがあったそうで、大竹と松田の合い言葉は「今日も太った?」になったという。松田は「貫禄のあるおばちゃんの感じを出そうと思って。役づくりです」と必死に弁明。だが、共演者に全否定されると渋々認め、「このタイミングでくるか? というくらい差し入れていただき、好きに食べていいんだと思いました。エネルギッシュな町の人たちに支えられました」と苦笑いしていた。
男性キャストでただ1人登壇した中村有志は、女優陣の勢いに押され「こんな中に入っていけませんよ」とやけ気味。そして、「今日、ブラザートムと遠藤憲一は他の仕事に行ってしまった。撮影の時、舞台挨拶は必ず3人で出ようと契り合ったのに薄情なもん。男の友情なんてそんなものです」としょげ返っていた。
フォトギャラリー
関連ニュース
「黒川の女たち」あらすじ・概要・評論まとめ ~性接待の犠牲となり多くの命を救った女性たちに敬意を 男性、若い世代にこそ見てほしい~【おすすめの注目映画】
2025年7月17日 08:30
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ