ウィキリークス映画「The Fifth Estate」の脚本をウィキリークスがリーク
2013年9月25日 11:45
[映画.com ニュース] ベネディクト・カンバーバッチがウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジを演じる映画「The Fifth Estate(原題)」の公開が迫る中、題材となったウィキリークスが映画脚本をリークしたとハリウッド・レポーター紙が報じた。
ウィキリークスは「The Fifth Estate」の映画脚本を同サイトにアップし、4000字からなる声明を同時に公開している。この声明では、「The Fifth Estate」は「実話のふりをしたフィクション」であり、「映画で描かれる出来事のほとんどは、実際には起きなかったか、あるいはその場にいなかった人物を登場させている」と批判し、同作の原作のひとつとなった「ウィキリークスの内幕」の執筆者で、ウィキリークスのナンバー2として描かれるダニエル・ドムシャイト・ベルグ(ダニエル・ブリュール)は、実際には重要な存在ではなかったとしている。
真偽のほどは不明だが、ウィキリークスが映画の評判を落とそうと躍起になっているのは確かだ。なお、当のアサンジはいまだにロンドンのエクアドル大使館に潜伏したままである。
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