美空ひばり座、嵐山から太秦映画村に移築へ
2013年9月1日 16:10
[映画.com ニュース] 今年5月31日に閉館していた故美空ひばりさんの記念館「京都嵐山 美空ひばり座」が、京都・太秦にある東映京都太秦映画村内に移築され、装いも新たに「京都太秦 美空ひばり座」として10月12日に再オープンすることになった。「東映の岡田裕介社長をはじめ、多くのスタッフ、さらに、進言してくださった後援会・美空ひばり座ボランティア・スタッフに感謝したい」(ひばりプロダクションの加藤和也社長)。
東映太秦撮影所は、ひばりさんの映画作品を多数生んできた、いわば“聖地”とも言うべき場所。「中でも得意の時代劇、男形や姫様役、練習に練習を重ねた殺陣を披露させていただいたのも、実は、この東映太秦撮影所で撮られた63作品だったんです」。加藤社長によれば昭和33年、ひばりさんが21歳の年に、わずか1年の間に16本もの作品が封切られたと言い「この年から、昭和38年までの6年間、集中して映画撮影に取り組むために京都の岡崎に居を構えた。母にとって京都は“第2のふるさと”」とも。その第2のふるさとである京都の嵐山で約20年間、ひばりさんのミュージアムは営業してきたが、時代の流れに即し、新しい形でのミュージアム展開を図りたいと、一旦、「京都嵐山 美空ひばり座」を閉館したという。
ところが、根強いファンの中から嵐山の「京都嵐山 美空ひばり座」閉館を惜しむ声がわき上がった。今回、そうした声に押される形で太秦への移築が水面下で進められてきたと言う。加藤社長は、「東映の岡田社長の元を訪れ、お願いした結果、太秦映画村の方々によって移築プランが練られ、今回の再オープンが決まっていった。思い出深い、青春の詰まった太秦に座らせていただくこと……、母も喜んでいるように思います」と語った。(文化通信)
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