恋愛相談のプロ2人、恋愛ドラマの解釈めぐり火花!
2013年8月4日 19:55

[映画.com ニュース] スマートフォン向けドラマ「I LOVE YOU」の女性限定試写会が8月4日、都内で行われ、“103キロの恋愛カウンセラー”として人気の羽林由鶴と人気恋愛コラムニスト・ひかりが出席。劇中で描かれる恋について、火花を散らす熱いトークを展開した。
ソフトバンクによる映像コンテンツ「UULA」にて配信中の今作は、伊坂幸太郎氏、石田衣良氏、本多孝好氏の短編を「100回泣くこと」などの廣木隆一監督が映像化。伊坂氏原作「透明ポーラーベア」は、恋人の転勤が決まり遠距離恋愛を控えるカップルの話。千穂(戸田恵梨香)と優樹(濱田岳)のカップルについて、羽林は「この恋愛から学べることはこうなってはいけないということ。とても幼い」と批判的。特に気弱な優樹について、「彼女の言葉にオウム返しばかりで頭を使っていない」とバッサリ。さらに、「そうさせているのは男に頭を使わせない“いい女”を演じる女性の責任。女の子が指示を出し過ぎず、男に頭を使わせないと未来がない」と容赦がない。
一方、ひかりは2人の姿を好意的に受け止めた様子。「一番大事なのは、会う回数ではなく心がつながっているか。彼女が『つながっていたい』と気持ちをぶつけたけど、好きな女の子にそう言われるのは嬉しいこと」と持論を展開。そして、「『(転勤に)行かないで』と言うのは無理なワガママだけど『つながっていたい』と言うのは上手な甘え」と肯定的に捉える。
続く石田氏原作「魔法のボタン」の恋をめぐり、ふたりのトークはヒートアップ。男勝りなイメージとは裏腹に、以前の恋愛で心に傷を持つヒロイン(多部未華子)の姿が印象的だが、ひかりは「自分が変わることが大事。彼女が幼なじみの男性(池松荘亮)の前で変われたことが大きい」と高く評価する。すると、羽林は「彼は表面的なところではなく、彼女の中の女の子の部分、弱さを見て好きになったんです!」と反論した。
離婚を前に最後のディナーに臨む夫婦を描いた「Sidewalk Talk」は、観客の共感が最も高かった作品。ひかりは、妻への劣等感をぬぐえない夫に「自信がないのが何よりの欠点。自分にとっての欠点が、他人にとっての欠点とは限らない」と自信を持つことの大切さを強調。一方の羽林は、真木よう子演じる妻について「この人は自信満々の男性は苦手で、自信のない人が好きなんです。実は弱い人だし、自信家に見える人が本当にそうとは限らない」と語る。「ちゃんと気持ちを伝えることが大事」という点で、2人の意見は一致していた。
「I LOVE YOU」は「UULA」にて配信中。
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