「マジック・マイク」チャニング・テイタムがストリッパー時代を激白
2013年8月1日 17:16

[映画.com ニュース]主演のチャニング・テイタムの実体験を基に、スティーブン・ソダーバーグ監督が男性ストリッパーの世界を描いて全米で大ヒットした「マジック・マイク」が、8月3日公開する。俳優としてブレイクする以前の10代後半にストリップダンサーとして働いていたテイタムが過去の経験と本作について語った。
ストリップの世界に入ったのは、フットボール選手だったテイタムが大学を中退したばかりの頃だという。「僕はその頃、自分を見失っていたんだ。自分が将来何をしたいのか、全然わからなかった。それを見つけなければいけないとは思っていたけれど、また学校に戻りたいのか、何か仕事を見つけるのか、そんなことはいっさいわからなかったんだ」と当時を振り返る。そんな間に見つけた仕事のひとつがストリッパーだったそうで、「何か狂ったことをやってみたい気分だったんだよ。そしてあれは間違いなく狂った世界だった。映画のセリフにも出てくるけれど、毎晩がパーティだ。女性がいて、お金がある。18歳の男が望むものが」と華やかな夜の世界を語る。
「同僚たちには、良いやつもたくさんいた。将来何をやりたいのかわからなくて、ちょっと金を稼ごうとしている。彼らはほかの仕事ももっている。中には長年これをやってきて、果たして自分はこれを一生続けるのだろうかと心をまどわせているやつらもいる。でも、あれをやったことがある男たちは必ず、あの頃は自分にとって一番楽しい時期だったと言うはずだよ。危険だからこそ魅力なんだ。眠れる獣の近くにこっそりと近づいて行き、そっと触ろうとするような感じ。そいつがもし起きたら大変なことになる。でも近づかずにいられない」と実感を込めてストリップの魅力を述懐する。
当時の経験をソダーバーグ監督に話したことから映画化が実現した。「男性ストリッパーがやることを、スクリーンで見せたかったのさ。まさかというような、クレイジーなことをね(笑)。僕は実際に、まさかと思うあの世界に8カ月ほど身を置いたんだよ。映画で見るよりも、現実はもっとクレイジーだ。映画ではやや商業的な視点からソフトに描いてみた」と企画を説明する。思わす笑いがこぼれるようなストリップパフォーマンスも見どころのひとつだが、「現実ではもっとばかばかしいよ。もっと極端だ。でも僕らは、それだけについての映画にしてしまいたくはなかった。つい顔をそむけてしまうような、セックスやドラッグについての映画にするのではなく、楽しい映画にしたかったんだ」とその理由を語った。
「マジック・マイク」は8月3日全国公開。
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