「Glee」フィン役、コリー・モンティスさん急死

写真：Broadimage/アフロ

［映画.com ニュース］　大ヒットドラマ「glee／グリー　踊る♪合唱部!?」で主要キャラクターのフィン役を演じ人気者となったカナダ出身の俳優コリー・モンティスさんが7月13日、バンクーバーのホテルで死亡しているのが見つかった。享年31歳。

モンティスさんは、6日からホテルに滞在。チェックアウト期限の13日昼になっても姿を見せなかったことから、ホテルの従業員が部屋に確認に行ったところ、モンティスさんの遺体を発見したという。地元警察によれば、モンティスさんは12日の夜に外出し、複数の人と一緒に過ごしたが、13日未明に1人で部屋に戻っていたようだ。死亡したとき部屋にいたのはモンティスさんのみで、事件性はないと見られている。死因調査のため、15日に検死解剖が行われる。

モンティスさんは、19歳のときに薬物治療のためにリハビリ施設に入所。今年3月に自ら志願して再びリハビリ施設に入り、4月に退院した。「glee」でフィンの恋人レイチェル役を演じ、私生活でもモンティスさんと約1年前から交際していた女優リア・ミシェルも、治療をサポートしていた。

「glee」の製作陣は、「この訃報に私たちは深く悲しんでいます。コリーは並外れた才能をもつ俳優であり、さらに人間としても素晴らしかった」と声明を発表した。「glee」は、9月19日からシーズン5がアメリカで放送開始予定だが、モンティスさんの急逝がドラマにどう影響するかは明らかになっていない。