大地康雄「この国の未来を感じ」企画・主演した「じんじん」の東京公開に感無量
2013年7月13日 15:10
大地が2008年に、知人の誘いで北海道・剣淵町を訪れた際、絵本を使った街づくりにふれ「子どもたち1人1人の輝く瞳に、この国の未来を感じた。この思いを伝える人物を描きたいと思った」と企画。自らロケ誘致などに奔走し、同町を中心に撮影が行われた。
お披露目となった今年2月のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013で、観客賞に当たるファンタランド大賞と大地が主演男優賞に相当するファンタランド人物賞を受賞。5月からは北海道・札幌、旭川で先行公開され、2万人以上を動員している。
待望の東京を含めた都市圏での初日に、共演の中井貴恵、小松美咲、井上正大、山田大樹監督とともに同館で舞台挨拶に立った大地は感無量の面持ち。絵本作家のあべ弘士氏に“弟子入り”し、劇中で重要なカギを握る絵本の挿絵も自ら手がけ、「あべさんのタッチに少しでも近づけるよう頑張りました。最後の方は吹き替えなしで描いています」と自信をのぞかせた。
絵本の読み聞かせをする団体の代表を務め、大地に口説かれる形で28年ぶりに女優復帰した中井は、「随分やっていなかったのでちょっと不安もありましたが、台本を読んでやりたいとすごく自然に思えました」と笑顔。約600人のオーディションで選ばれた映画初出演の小松は、「北海道は初めてだったけれど、白米がおいしくて、炊き出しでカレーが出た時は3杯もおかわりしちゃいました」と振り返り、会場の笑いを誘った。
同作は、気ままな大道芸人が、年に1回訪れる北海道の農家で、離婚して以来1度も会っていなかった娘と再会。親子のきずなを取り戻していく姿を描く。劇場公開のほか、全国各地での巡回上映も展開中で、大地は「笑って泣いて感動する、映画の王道を行かせていただいた。電子機器の発達で生身の交流が少なくなり、殺伐としたニュースもはびこる昨今ですが、先入観を持たずに楽しんでください」とアピールしていた。
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