映画「立候補」異例の大ヒット!4日連続満員御礼
2013年7月3日 14:00

[映画.com ニュース] 藤岡利充監督が手がけたドキュメンタリー映画「立候補」が、6月29日から東京・ポレポレ東中野で公開中だが、7月2日まで4日間連続で立ち見を含め満席の状態が続いている。
ポレポレ東中野では、連日午後7時からの1回上映ではあるものの、初日は午後6時には立ち見を含めてチケットが完売。その後もチケットを求める観客が途切れなかったため、急きょ午後10時50分からの追加上映を行った。この状況を鑑み、7月3日からは東京・下北沢のトリウッドで10日間限定上映が決定した。
同作は、藤岡監督自らの“映画監督にかける夢”とリンクした「夢追い人」という企画からスタートしたもので、“あきらめない人”のモデルとして、マック赤坂氏ら「泡沫候補」と呼ばれる人々に密着したドキュメンタリー作品。2011年11月、橋下徹氏が仕掛けた40年ぶりの大阪府知事・市長ダブル選挙に、スマイル党総裁のマック赤坂ら場違いな4人の泡沫候補が現れる。なぜ彼らは300万円の供託金を支払ってまでして、敗北必至の選挙に立候補するのかに迫る。
マック赤坂氏のイメージとは結びつかない感動が話題を呼び、エンタテインメント性の高さからも徐々に評価が高まっていった。さらに、公開前に朝日新聞朝刊で高橋源一郎氏が大きく紹介し、作品保証を得たことも動員の後押しとなった。公開後もTwitterやFacebookに大きな反響が寄せられ、藤岡監督には取材依頼が相次いでいるという。
「フラッシュバックメモリーズ 3D」の松江哲明監督は、同作を観賞し「そりゃ僕も気になっていた。なぜ、彼らは落選が明らかなのに出馬するのか、と。きっとあなたもそんな思いで映画『立候補』を目にしたはずだ。だが見事にその疑問に答え、さらには感動ってやつまで味わわせてもらえるとは。彼らは結果程度のことを求めて動いていなかった。とにかく自身の主張を訴え、世に問う」とコメントを寄せ、激賞している。
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