夏帆、“Jホラー先駆者”鶴田法男監督から太鼓判「今日はホラー女優・夏帆の誕生日」
2013年7月3日 17:00

[映画.com ニュース] 女優の夏帆が7月3日、主演を務める深夜ドラマ「悪霊病棟」の取材会に共演の大和田健介、総監督を務める鶴田法男監督とともに出席。先日22歳の誕生日を迎えた夏帆に、サプライズでバースデーケーキが登場すると、鶴田監督は「今日はホラー女優・夏帆の誕生日」と本作で見事なホラーセンスを開花させた夏帆を祝福した。
お化け屋敷プロデューサー・五味弘文と鶴田監督がタッグを組み、東京・大阪・名古屋で開催されるお化け屋敷「呪い歯」シリーズと連動するホラードラマ。町はずれの病院を舞台に、霊的能力を持つ根暗なナース・尾神琉奈(夏帆)の周囲で次々と起こる怪奇現象を描く。本ドラマと連動した小説が刊行されるほか、スマートフォン向け動画サービス「dビデオ powered by BeeTV」と「UULA」で見逃し配信を行うなど、さまざまなメディアをミックスしたホラープロジェクト「黒い歯」が展開される。
ホラー初出演となった夏帆は、「久しぶりの連続ドラマ主演で初めてのホラーだったのでプレッシャーが強かった。看護師の役も初めてなので初めてづくし。脚本を読んだ時はかなりハードルが高くてひっくり返りそうになった」と明かした。また、「毎日が山場だったのでよく撮りきれたなとすごい達成感。毎日濃くて充実していて、『ホラーってこんなに楽しいの?』って感じだった」と撮影を満喫していた。
院長の御曹司で研修医の隈川朝陽役の大和田は、「最初はちゃらんぽらんだけど、琉奈と出会って男としても医者としても成長していくという役柄。夏帆さんは出番がない時も現場にいたり、背筋を丸くして空気作りをしたりとプロフェッショナル。本当にカッコイイなって違う意味で好きになった。ご一緒できて幸せ」とせん望の眼(まな)差しだった。
「ほんとにあった怖い話」シリーズなど数多くのホラー作品を手がけ、“Jホラー先駆者”と呼ばれる鶴田監督は、「Jホラーの火を消してはいけないと何か新しい展開を考えていた。夏帆ちゃんが主演を引き受けてくれた時点でこれは何が何でも怖くて面白いものを作るぞと。夏帆ちゃんにラブレターを送るような気持ちで、貞子を越えるキャラクターを作ろうと思っていた。新生Jホラーの誕生を見て」と自信満々。さらに、「僕が考えていた以上に夏帆ちゃんが面白い形でキャラクターを作ってくれたので、愛嬌のあるホラーになっている。夏帆ちゃんはホラーセンスの感度がビンビン。人を脅かすタイミングを熟知してる」と手放しで絶賛した。
「悪霊病棟」はTBS・MBS系列で、7月18日深夜より放送開始。
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