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小林幸子、50周年新衣装を披露 蛍になって暗闇照らし紅白復活へ

2013年6月5日 12:20

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50周年新衣装を披露した小林幸子
50周年新衣装を披露した小林幸子
(C)文化通信

[映画.com ニュース]自ら蛍となり暗闇を照らす――。演歌歌手・小林幸子が6月4日、芸能生活50周年記念曲「蛍前線」の発売記念イベントを都内で行い、新曲をイメージした衣装を披露した。LEDで装飾した文字通りまぶしいドレス。昨年連続出場が途絶えたNHK紅白歌合戦とは「全然別のコンサート用」と言いながらも、「かなり早いですが、お話をいただけたら嬉しいということで」と笑顔を見せた。

紅白で披露してきたものに比べると小ぶりながら、演出はさながら。ウェディングドレスばりの純白ドレスが、淡く発光したかと思いきや、あれよあれよとせり上がった。ドレスが広がり2万個のLEDが全点灯、きらびやかな輝きに。50周年記念の新曲「蛍前線」を体現。デビュー当時のマネージャーや活動を支えてきたファンクラブ会員らが見守るなか、半世紀を超えた先に広がる未来を、自ら明るく指し示した。

50周年を前に昨年、自主レーベル(サチコ・プレミアレコード)を立ち上げ再出発。地道にサイン・握手会に励みファンとつながってきた。一方、インターネット発の「ニコニコ超会議2」に“ラスボス”として出演するなど以前とは異なる顔も見せている。「まだ言えないけれど、いろんな新しいオファーをいただいていて。出会いがすごくあって嬉しい」と話した。

1964年に10歳で天才少女歌手としてデビュー。ヒット曲に恵まれない時代もあったが、1979年からおととしまで紅白に33年連続出場、豪華衣装を代名詞とした。迎えた半世紀の節目。これまでの出会いに感謝し「また新たにスタートします。いつからですか? 今でしょ!」と2013年の流行語で気合いを込めた。

デビュー記念日の6月5日にリリースする「蛍前線」は、前作「茨の木」に続き、さだまさしが作詞作曲。50周年の集大成として、人々を優しく照らす蛍の光を歌い上げる。カップリング曲「おかあさんへ」も、さだが提供。プロデュースには、由紀さおり、ソノダバンドらを手がける佐藤剛氏を迎えた。小林は「みなさまに愛していただき、歌っていただき、大ヒットに結びつけたい」と精力的にアピール。

6月13日から50周年記念コンサートツアーを開始。さらなる50周年豪華衣装を披露するという。(映画.com×文化通信.com)

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