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大沢たかお、犬ぞりに悪戦苦闘!ツンドラ地帯で“迷子”に

2013年3月18日 16:00

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北極での撮影を振り返った大沢たかお
北極での撮影を振り返った大沢たかお

[映画.com ニュース] 俳優の大沢たかおが3月18日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた「大沢たかお 神秘の北極圏 -光と闇の旅-」の完成会見に出席した。

昨年、NHKと英BBCが共同制作した「フローズン プラネット 最後の未踏の大自然」で、夏の南極を旅した大沢が今回選んだのは、もうひとつの極地である北極の大地。今年1月下旬から数回に分けて、カナダから北欧、北極海へと渡って北極圏を旅し、10数年に1度しか見ることができない“オーロラの大爆発”や、4カ月ぶりに訪れる夜明けが幻想的に空と大地を包む“ブルーライト”と呼ばれる現象を体験した。

大沢は「季節の違いもあって、真冬の北極は南極以上に過酷。すぐに足が冷たくなり、立っていられないほど。貴重で特別な経験になった」と氷点下40度にもなる土地での撮影を述懐。大沢本人がオーロラを求めて、カナダのツンドラ地帯で犬ぞりを走らせたといい「レクチャーは1分くらいで(笑)、止まり方も教わらず出発したが、10匹の犬たちが突然逆走したり、あげくの果てに迷子になったり……」と悪戦苦闘。それだけに「空全面にオーロラが広がり、大地を照らし、雪を輝かせていた。本当に雄大で美しかった」とオーロラとの対面に感激しきりだったという。

また、北極圏・スバールバル諸島では、冬眠から目覚めたホッキョクグマと遭遇し「僕が特攻隊長になって(笑)、ライフルを持ったガイドさんと近づいた。ものすごい巨体ですし、走ると時速60キロもある。恐怖と極寒を感じながらも、至福の時間だった」と目を輝かせた。

「大沢たかお 神秘の北極圏 -光と闇の旅-」は3月31日放送のプロローグ「北極 もうひとつのフローズンプラネット」を皮切りに、第1夜「奇跡のオーロラ大爆発」(4月13日OA)、第2夜「幻想の夜明けブルーライト」(4月20日OA)がBSプレミアムで放送される。

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