玉木宏、初舞台初日に万感の思い「今日のために稽古してきた」
2013年3月7日 19:30

[映画.com ニュース] ピュリツァー賞を受賞した戦場カメラマン・澤田教一氏の半生を描く舞台「ホテル マジェスティック ~戦場カメラマン澤田教一 その人生と愛~」の初日直前リハーサルが3月7日、東京・渋谷の新国立劇場で報道陣に公開され、主演の玉木宏ほか、酒井美紀、徳山秀典、秋山真太郎、紫吹淳、別所哲也らが参加した。
ベトナム戦争時に世界中のマスコミの取材拠点となった「ホテル マジェスティック」を舞台に、玉木扮する澤田と妻サタの夫婦愛、仲間たちとの友情や絆を描き出す。ベトナム戦争の最前線で命がけの取材を続けた澤田氏は、川を渡る母子の写真「安全への逃避」でアメリカジャーナリズム界の最高峰ピュリツァー賞を受賞した。
舞台初出演にして主演に挑む玉木は、「今日の初日のために稽古してきたので、すごく楽しみにしている。座長といっても何をして良いのか分からず、皆さんにたくさん助けていただいた。(初舞台は)芝居に対して向き直る作業でもあり、このキャスト・スタッフとできて良かった」と感謝。澤井の上司にあたるアメリカの通信社UPIのサイゴン支局員・大河内役の別所は、「十分に座長。お芝居で完全に引っ張ってくれている。初めてのことって誰にとってもたった1回なので、その場に一緒にいられることにゾクゾクする。玉木さんを通じて、もう一度ここに澤井さんが現れたような感じ」と玉木の舞台デビューに太鼓判を押していた。
酒井は、妻サタ役に「大変光栄。より一層素敵な舞台にしたい。愛やさまざまな思いがあふれている」とニッコリ。女性戦場カメラマン役の紫吹も、流ちょうな津軽弁を披露する玉木の姿に「津軽弁を話していてもなぜこんなにも格好良いのか。サタさん(役)じゃなくて良かった。恋に落ちていたかも」とほれぼれとしていた。また、戦場カメラマンの渡辺陽一氏もリハーサルを見学に来たそうで、玉木は「心に響くものがあったと言ってもらえた。実際に戦場を知っている方にそう言ってもらえて光栄に思う」と初公演を前に大きな自信をつけていた。
「ホテル マジェスティック ~戦場カメラマン澤田教一 その人生と愛~」は3月7~17日が東京・新国立劇場、3月20~24日が大阪、3月26~27日が名古屋で上演される。
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