剛力彩芽、ビブリア古書堂店主役に涙の決意「原作に少しでも近づけたら」
2013年1月9日 15:00

[映画.com ニュース]女優の剛力彩芽が主演するフジテレビ系月9ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」(1月14日から毎週月曜午後9時)の発表会見が、8日に行われた。大人気ノベルシリーズの実写ドラマ化。剛力も「元々原作を面白く読ませていただいていた」といい、主人公のビブリア古書堂店主・栞子役に「とても光栄です」と武者震い。「少しでも原作の栞子に近づけたら。映像なりのオリジナルな面も出していけたら」と力を込めた。
20歳となった2012年に誰より飛躍した剛力が、2013年早々からさらに大きな壁に挑む。ゴールデンタイムの連続ドラマ初主演にして、フジテレビ月9枠への抜てき。新年らしいあでやかな振袖姿を披露し笑顔で会見に臨んだが、やがて「心臓がバクバク……。きょうこの場に立てているのは皆さんのおかげ」と感極まり、「皆さんに笑顔になってもらえるよう頑張る」と全身全霊を誓った。
原作シリーズは3巻で累計340万部を突破し、文庫で初めて「本屋大賞」にノミネートされるなど多くの熱狂的ファンを持つ。古書店・ビブリア古書堂の美人女店主・栞子が、古書にまつわる謎や秘密を解き明かしていく物語。待望の映像化で、剛力が栞子役。「本に関するセリフが多くて難しい……」「とにかくセリフが長くて……」と苦戦しながらも、風呂にも台本を持ち込むなど真摯な努力で人気キャラクターを演じ切る覚悟。14ページに及ぶ長ゼリフもクリアし、共演者からは感嘆の声が漏れた。
ビブリア古書堂のアルバイト・大輔役でEXILEのAKIRA、“せどり屋”の謎の男役で高橋克実らが共演。剛力が内向的な栞子役に「今まで演じてきた役と全然違って新鮮に見てもらえるはず」と言えば、AKIRAも「(昨年主演したドラマ)『GTO』とは違う普通の青年役で、これが難しい。日々学ばせていただきながら頑張っています」と新境地をアピール。高橋は「ドラマを通じて古本屋に興味を持ってもらえたら。美人店員がいるかも……なんて不純な動機でも構わないから」と笑わせていた。
会見はドラマのヒット祈願を兼ねて東京・飯田橋の東京大神宮で行われ、3人が晴れ着姿で登場。間もなく成人式を控える剛力は「ドラマの初回が成人式当日で一生忘れられない作品になると思う」と感慨深げに話し、今年の漢字として巨大絵馬に「人」という字をしたためた。(映画.com×文化通信.com)
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