阿部寛、第2子誕生で「お父さんどんどん働かなきゃ!」
2012年12月5日 21:00

[映画.com ニュース] 直木賞作家・道尾秀介の代表作を映画化した「カラスの親指」に主演の阿部寛が12月5日、都内で行われた大ヒット御礼舞台挨拶に共演の小柳友、古坂大魔王、伊藤匡史監督とともに登壇。阿部は、「先日第2子が生まれまして、お父さんどんどん働かなきゃいけない!」と語り、今後のさらなる飛躍を誓った。
冴えない人生を送ってきた2人の詐欺師タケ(阿部)とテツ(村上ショージ)が、ひょんなことから転がり込んできた3人の若者たちと共同生活を行いながら、人生の逆転を狙った一世一代の大勝負に挑む姿を描く。
平均身長187センチという長身の阿部、小柳、古坂の3人が、ところ狭しとトークを展開。小柳は、「映画の中では10キロ太って坊主。だいぶ今の自分と違うので驚くかも。この映画のためだけに僕自身も色々なことをして、真剣に取り組めたことが幸せ」と役者魂を見せた。
アンケートによると96%がだまされたという本作だが、阿部は「僕自身も台本を読んだ時にすんなりだまされた。『だまされないぞ!』と思っていてもそれでもだまされるという。だませる自信がある」と不敵に笑った。また、「2作目の新人ということだったけど、こんなにこだわる監督はいない。自信の作品なのでよろしく」とアピールした。
伊藤監督は、「活劇をイメージして見に来る人が多いけど、一旦そういうイメージは忘れて。街の片隅でひっそりと運が悪くどん底の暮らしをしていた人々が、ささやかな幸せだったり、人生を切り開いていく物語」。そして、「個人の身を削って、みんな朝から夜中まで大変な撮影をしてきた。根性で作った映画」と熱く語りかけた。
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