肉食系・武井咲、好きな人に彼女がいても「奪う！」

［映画.com ニュース］　水波風南氏の人気少女漫画を実写映画化する「今日、恋をはじめます」（古澤健監督）に主演の武井咲と松坂桃李が11月27日、東京・品川にある私立朋優学院高等学校をサプライズ訪問し、特別課外授業として約500人の高校生たちの恋愛相談に乗った。

同校は約100校の応募の中から選ばれ、2人が登場すると講堂内は割れんばかりの歓声に包まれた。生徒からはさまざまな相談が寄せられ、「恋をしたことがない。好きってどんな気分？　どうすれば恋できる？」という質問に、武井は「そのままでいいんじゃない？　無理に作るものじゃない。好きなことや自分磨きの時間にしたら？」とアドバイス。また、「好きになった人に彼女や彼氏がいたらどうする？」と聞かれると、武井が「私、奪う！　頑張っちゃうかもしれない。振り向かそうとアタックしてみる」と大胆発言。すると松坂も、「僕も関係ない。いるのが分かっていたとしても、その気持ちは伝えるかな」と積極的だった。

2人は自身の学生時代を振り返り、松坂は「高校時代は楽しかった。文化祭ではショートムービーみたいなもの作ろうよって、じゃんけんで負けたやつが主役をやることになり、僕が負けた。こっ恥ずかしい」と照れ笑い。武井は、「14歳くらいから学業と仕事を両立していたので、青春みたいなものをおくれていなかった。だから高校の友だちと放課後にコンビニへ行ってカップ麺を買って学校で食べる、それをできたことがうれしかった」とニッコリ。また、松坂が「僕は中学2年生の時に茅ヶ崎に住んでいたので、自転車の“ニケツ”で江ノ島とかに行った」と淡い初恋の思い出を明かすと、武井は「（初恋は）小学校かな。デートしたことないからデートしたい！」と興味津々だった。

映画は、古風で地味な女子高生・日比野つばき（武井）と成績トップで学校一のモテ男・椿京汰（松坂）の恋模様を描いた学園ラブストーリー。試写会アンケートで集計した“胸キュン”セリフも発表され、京汰の「お前、やっぱ、俺のこと好きなんじゃないの」と、つばきの「結婚したら、椿つばきになっちゃうね」が選ばれた。

「今日、恋をはじめます」は12月8日から全国で公開。