G・ルーカス、売却益3200億円は慈善事業に投じると告白
2012年11月2日 11:14
[映画.com ニュース] ルーカスフィルムをウォルト・ディズニー社に売却することを発表したジョージ・ルーカスが、その売却益を慈善事業に投じる計画であることが明らかになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
ルーカスはルーカスフィルムを100%所有しているため、40億5000万ドル(約3200億円)という巨額の売却益をほぼすべて手にすることになる。気になるのはその使い道だが、ルーカスフィルムの広報によれば「ジョージ・ルーカスは、取引が終了したあかつきには、その利益の大半を人道事業に寄付する意志を表明しております」という。
ジョージ・ルーカス・エデュケーショナル基金を運営するルーカスは、2006年には母校の南カリフォルニア大学に1億7500万ドルを寄付している。他にも、古い映画の保存と修復を行うFilm Foundation、がんの撲滅を目指す非営利団体のStand Up 2 Cancer、難病を抱える子どもの夢の実現を手伝うボランティア団体Make-A-Wish Foundationなどにも寄付。これらの団体に寄付をするのか、新たな基金を立ち上げることになるのかは不明だ。
ちなみに、ルーカスは今後の抱負をこう語っている。「過去41年間にわたり、わたしの時間と資金のほとんどはこの会社に注がれた。人生の新たな1ページを刻むにあたり、人道目的のためにこれまで以上の時間と資金を投じられることに感激しています」。
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