山田孝之が1人3役で愛に翻ろうされる「オー!マイキー」監督作の予告公開
2012年10月10日 17:00

[映画.com ニュース] カルト的人気を博した短編ドラマ「オー!マイキー」の石橋義正監督と、俳優の山田孝之がタッグを組んだラブファンタジー「ミロクローゼ」」の予告編が、このほど公開された。
「狂わせたいの」(1998)で監督デビューした石橋監督は、2002年に全編マネキンによるドラマ「オー!マイキー」(テレビ東京系で放送)を発表。02年に劇場長編作として製作された「オー!マイキー 特別篇」がベルリン国際映画祭に招待されるなど、シュールかつブラックな笑いで世界的に注目を集めた。
3部構成でストーリーが展開する今作は、3人の男の視点を通して異色のラブストーリーを描く。山田はおかっぱ頭の外国人、浪人、愛の伝道師という1人3役をこなした。マイコ、石橋杏奈、原田美枝子らが共演している。第35回香港国際映画祭「I SEE IT MY WAY」部門への正式招待をはじめ、各国の映画祭で上映され話題となった。
青年オブレネリは、美女“偉大なミロクローゼ”と恋に落ち、平凡な毎日に別れを告げる。しかし、幸せな生活もつかの間、失恋し孤独に生きることになる。一方、隻眼(せきがん)の浪人・タモンは花屋に勤めるユリに一目ぼれするが、ユリが強盗に連れ去られてしまう。タモンは、“恋愛の神”と称される青春相談員・熊谷ベッソンの車にはねられながらも、ユリを探して時空を越えた冒険に繰り出す。
予告編は、「恋は世のなかのすべてのことの始まりだということがわかった」という山田のセリフから始まり、独創的な“石橋ワールド”がさく裂。アーティスティックな世界観で、男女の出会いと別れを紡ぐ。1人3役に挑戦した山田は、オレンジ色のおかっぱ頭、血まみれの顔面、キレのあるダンスなど、これまで見たことがない姿を披露。個性豊かな3人の男をコミカルに演じわけた。山田扮するタモンと名匠・鈴木清順監督の共演シーンにも注目だ。
「ミロクローゼ」は、11月24日から全国で公開。
(C)2012「ミロクローゼ」製作委員会
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