野村義男、オヤジギャグを連発し少女たちを誘惑?
2012年9月5日 22:30
[映画.com ニュース] 「仮面ライダー」の新シリーズ「仮面ライダーウィザード」の放送の開始を記念し、仮面ライダー公式ユニットである2組のユニット「RIDER CHIPS」と「仮面ライダー GIRLS」が9月5日、都内クラブに集結。この2組が「ウィザード」の計4曲に及ぶエンディングテーマを担当することが発表され、ファンの前でのライブを兼ねた記者発表会が行われた。
その名の通り“魔法使い”をテーマにした「仮面ライダーウィザード」。日食の儀式で誕生した魔物ファントムを倒し、人々に希望を与えようとするライダーの戦いを描く。
ウィザードが指輪を使って火・風・大地・水の4つの特性を生かしたライダーに変身することにちなんで4曲のエンディングテーマを制作。フレイムスタイル(火)とウォータースタイル(水)を「仮面ライダーGIRLS」が、ハリケーンスタイル(風)とランドスタイル(大地)を「RIDER CHIPS」が担当することが明らかになった。
「仮面ライダーGIRLS」にとっては前シリーズ「仮面ライダーフォーゼ」の挿入歌「咲いて」に続く仮面ライダーとのコラボレーション。遠藤三貴は「音楽の側面から『ウィザード』を盛り上げたいです」と気合い十分の様子。特にこの日は新たな楽曲、それぞれのイメージに合わせた新しい衣装のお披露目ということで井坂仁美は「ここからがまた新たなスタートだと思っています」と1年にわたってエンディングの一角を担う意気込みを明かした。
新曲、新衣装に加え、この日のもうひとつの“新”は「ウィザード」放送開始に伴う新メンバーの加入。最年少18歳の秋田知里が6人目のメンバーとなることが発表されエンディングテーマの「Last Engage」と「Mystic Liquid」を6人そろって初めて観客の前で披露した。「ウィザードのようにみなさんの希望となれるようにがんばります!」と初々しく語っていた秋田。2曲を歌い終わって改めて意気込みを聞かれると、ずっと応援してくれた母が客席にいることを明かし「お母さんやみんなのおかげで……」と声を詰まらせ、デビュー早々に観客の心をわしづかみにしていた。
一方、野村義男率いる「ライダーCHIPS」にとって、「仮面ライダー」とのコラボレーションは「仮面ライダーカブト」のエンディングを務めて以来6年ぶり。わずか5日間で「Blessed Wind」と「Strength of the earth」の2曲を作ったという野村は「風の流れるイメージや母なる大地のようなどっしりしたイメージで作りました。何よりライダーがかっこよくなるようにということを考えました」と曲に込めた思いを明かす。
野村は「『GIRLS』はライバルであり、気になる存在」と少女たちへの警戒心をあらわにするが、「GIRLS」のメンバーによると野村は楽屋で彼女たちにオヤジギャグを連発しているという。野村が「お酒を一緒に飲みに行ったりして、もっと仲良くなりたい!」と深く踏み込もうとすると場内は少女たちを守ろうと大ブーイング。さらに「GIRLS」の遠藤が「ご一緒したいですが、私と秋田は未成年ですので」とやんわり拒否し客席は笑いに包まれた。
この日は4曲のエンディングテーマに加え、旧シリーズの楽曲など2つのユニットで計8曲のライダーソングを披露。公式サイトを通じて招待された200人がそれぞれの熱唱に酔いしれた。
エンディングテーマおよび「仮面ライダーウィザード オリジナルサウンドトラック」は11月21日発売。
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