トニー・スコット監督遺族が映画監督のためのスカラシップを設置
2012年9月3日 11:15

[映画.com ニュース] 8月19日に投身自殺したトニー・スコット監督の遺族が、アメリカン・フィルム・インスティテュート(AFI)に「トニー・スコット奨学資金」を設けたと米ハリウッド・レポーターが報じた。
遺族は声明で「次世代の映画監督育成の一助になればとの思いから設置したもので、故人への献花の代わりにご寄付をお願いしたい」とその思いを明かしている。
AFIは、「米映画芸術の遺産の保存と、次世代の映画作家の育成」を目的に、1967年に設立された機関。同インスティテュートで学んだ卒業生には、デビッド・リンチ、デビッド・クローネンバーグ、テレンス・マリック、ダーレン・アロノフスキーらがいる。
なお、スコット監督の自殺の動機については、現時点では明らかになっていない。
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