ニコニコで新サービス GACKT、ホリエモン、小沢一郎らチャンネル創設
2012年8月21日 21:00

[映画.com ニュース] 動画配信サービスのニコニコチャンネルの新サービス発表会が8月21日、東京・六本木のニコファーレで行われ、アーティストのGACKT、現在服役中の元ライブドア社長の堀江貴文氏、政治家の小沢一郎氏、ジャーナリストの上杉隆氏、漫画家の小林よしのり、ジャズミュージシャンの菊地成孔ら多彩な執筆陣による“ブロマガ”と称した新チャンネルのサービス開始が発表された。
ドワンゴの夏野剛取締役は、今サービスを「既成のメディアでもなく、完全個人によるソーシャルメディアでもなく、その中間にいるキュレーター的な役割を果たす人々による、これまでにない立ち位置のメディア」として開始されることを明かした。
ブログとメルマガを通して、登録した著者の記事が配信されるという仕組みで、記事ごとに無料・有料の設定を選んだ配信が可能で、メールや電子書籍でも閲覧できるようになる。テレビや通常のブログなどでは言えない様々な意見を発信、報道することができる場所を提供するとともに、そこで収益を得ることができるプラットフォームになるという。
現時点で76チャンネルが開設されることが決まっており、小沢氏以外にも河野太郎氏、福島みずほ氏ら様々な政党に所属する政治家が参加。ほかに映画監督の押井守、デビ夫人、田原総一朗、猪瀬直樹、上杉隆らの参加も発表された。各チャンネルの料金は、各著者が決定。うち30%をドワンゴの手数料になるという。
GACKTは、ビデオメッセージで「フィルターを掛けないGACKTそのもの、“生GACKT”を見せたい。いろんなフィルターがかかって情報を歪ませるのではなく、僕そのものを出していけたら。これから言いたいことを全部ブロマガに出していく」と宣言した。
同じくビデオでメッセージを寄せた小沢氏は、「小沢一郎すべてを語る」というチャンネルを設立。自ら党首を務める「国民の生活が第一」の掲げる緊急課題として「原発ゼロ、消費税増税廃止、地域が主役の社会」を訴え「より良いものをみなさまと作りたい」と語りかけた。
押井監督は「雑誌で言いにくいことや昔書いたけど出すとこがなかった文章、不都合な部分があるものを中心に出そうかと思っています」と語っており、こちらもファンを中心に話題を呼びそうだ。
現在も新たな執筆者と交渉中で、今後も随時発表されることになるという。
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