谷村美月がクレーマーの餌食に 劇場版「トリハダ」予告公開
2012年8月19日 15:00
ドラマ版は、第1作「トリハダ 夜ふかしのあなたにゾクッとする話を」から「トリハダ6」まで全6作が制作され、2007~09年の半年に1回、フジテレビ系で放送された。幽霊や怪奇現象ではなく、心の闇や過剰な好奇心など、人間のなかに潜む狂気をオムニバス形式で描き、深夜帯の放送にもかかわらず人気を博した。
テレビシリーズの演出を手がけた三木康一郎がメガホンをとった今作。ドラマ版でおなじみの谷村をはじめ木南晴夏、佐津川愛美、入来茉里らが出演。さらに、人気アイドルグループ「AKB48」の宮崎美穂が、オペレーター役で銀幕デビューを果たした。ドラマ版と同じく、一見無関係のショートストーリーが連鎖していく。
コールセンターのオペレーターとして働くひかりは、クレームに対応する日々を送っている。地味で真面目な性格だが、上司と不倫関係にあった。いつものように仕事を終えたひかりは、隣の住人が中年女性のクレーマーと同じ名前であることに気が付く。
予告編は、谷村扮するひかりが、女性クレーマーから理不尽な罵声を浴びせられるシーンからはじまる。複数の物語を盛り込み、都会の日常が恐怖に変わる瞬間をとらえた。あわせて公開されたポスタービジュアルは、「夜更かしのあなたにゾクッとする話を」というキャッチコピーとともに、「誘惑と疑念」「異常な愛情」「理想と現実の相違から訪れる闇」など不吉な言葉が浮かび上がっている。
「トリハダ 劇場版」は、9月13日から全国で公開。
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