工藤夕貴出演「カラカラ」モントリオール映画祭コンペ部門に選出!
2012年8月2日 06:00

[映画.com ニュース] 国際的に活躍する女優の工藤夕貴が出演する、日本・カナダ共同製作映画「カラカラ」(クロード・ガニオン監督)が、8月23日に開幕する第36回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門に出品されることが正式に決定した。工藤は、昨年末にオール沖縄ロケが敢行された撮影当時のことを振り返りながら、映画.comに現在の心境を語った。
「Keiko」(1979)でセンセーショナルなデビューを飾って以来、カナダと日本を舞台に意欲作を発表し続けるガニオン監督の最新作は、沖縄が舞台だ。コンセプトは「大人の家出」で、第二の人生の岐路に立ったカナダ人男性ピエール(ガブリエル・アルカン)と沖縄在住の主婦・純子(工藤)が旅をともにすることで、自らの生き方を見つめ直すロードムービー。ガニオン監督は約1年前、オファーをした工藤に会うため静岡・富士宮を訪れたそうで、互いの作品にかける思いが合致したことで出演が決まったという。
ガニオン監督と同映画祭は深い縁で結ばれており、「ケニー」が87年にグランプリを獲得したほか、05年には「KAMATAKI 窯焚」が監督賞をはじめ5部門を制覇している。工藤は、「監督から熱い思いを聞いていたので、決まってくれたらいいなと心から願っていました。連絡は車の中にいるときに届いて、飛び上がって喜びました」と述懐。そして、「招待作品とコンペでは大きな違いがあると思うんです。選考の中に入るのは重要ですし、限られた作品だけなのですから、すごくうれしかったですね」と語る。
工藤はかつて、NHK大河ドラマ「琉球の風」やドラマ「白旗の少女」で、沖縄での撮影経験がある。今回も約1カ月近く滞在したそうで、日本語と英語が飛び交う現場で意思の疎通がはかれるよう通訳などをしているうちに、製作スタッフとも友情が芽生えていったという。「クランクアップの日には、スタッフの方が私のために一番おいしいと言われているタコスを買いに行ってくださったんです。映画の仕事って、ただ撮るだけではなくて人間関係の部分で独特のものがありますよね。それも作っていくうえでの醍醐味のひとつだと感じています」。
今作には、沖縄の伝統的な織物である芭蕉布の継承者で、人間国宝の平良敏子氏も出演。大宜味村での芭蕉布製作過程に迫りながら、長寿の村の女性たちが働く姿を映し出し、シンプルな生き方とは何かを問いかける。また、工藤が「外柔内剛でないですが、優しさの中に強さ、芯のしっかりとしたものがあって好き」と話す、現地の一般女性も出演。ガニオン監督が伊是名島でスカウトした諸見敏さんは、85歳での銀幕デビューを果たす。
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