AKIRA主演「ワーキング・ホリデー」の公開が決定
2012年7月31日 05:00
[映画.com ニュース] 「EXILE」のAKIRAの2本目となる主演映画「ワーキング・ホリデー」が、11月17日から東京・シネマート新宿、シネマート六本木ほかで公開されることが決まった。元ヤンキーでホストの主人公・沖田大和役のAKIRAは、突然目の前に現れた息子の存在に驚きながらも徐々に受け入れ、親子の絆を育てていくという役どころを熱演している。
ドラマ「GTO」に主演するAKIRAの2作目となる主演映画は、今年3月に開催された第4回沖縄国際映画祭の長編プログラムPeace部門で公式上映された「ワーキング・ホリデー」。初主演作「ちゃんと伝える」(園子温監督)は第9回ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル、第33回モントリオール世界映画祭に出品され、日本では第19回日本映画批評家大賞新人賞を受賞するなど演技力も評価されているAKIRAが、今作では息子と暮らすことになりホストから宅配便ドライバーに転身する難役に挑んだ。
劇中では、子役の林遼威くんと絶妙な親子ぶりを見せている。「子役俳優が多い今、遼威くんは良い意味ですごく“子どもらしい”、その純粋無垢な良さが全面に芝居にも出ていると思います。遼威くんの笑顔や元気の良さにすごくパワーもいただきましたし、遼威くんとだからこそ生まれたシーンもたくさんありました」。
公開が決まったことについて「ある意味、すごく複雑な家庭環境から始まるストーリーなんですけれども、それをネガティブに描くのではなく、いい意味でプラスに描いている作品になっています」と説明。さらに、「この『ワーキング・ホリデー』を愛していただけるよう、キャスト、スタッフ一同、一生懸命頑張りましたので、ぜひいろいろな角度からご覧いただいて何かを感じていただけたらうれしく思います」とアピールした。
「ワーキング・ホリデー」は、11月17日から公開。