「美術では私たちがセンター!」 展覧会開催にAKB美術部員が自信
2012年6月14日 16:20

[映画.com ニュース] 4月に発足した「AKB48」の美術部による「AKB48美術部展覧会~額だけ立派ですいません!~」の報道陣向けの内覧会が6月14日、東京千代田区の「3331 Arts Chiyoda」で行われた。35名の部員のうち、部長の片山陽加をはじめ、多田愛佳、石田晴香、前田亜美、藤江れいな、佐藤夏希、「SKE48」の矢方美紀、加藤智子、松村香織(研究生)、「HKT48」の今田美奈(研究生)ら10名が出席し、一般公開を前に見どころをアピールした。
AKBメンバーのコミュニケーションツールとして活用されている「グーグル+」上に片山が絵を投稿したことをきっかけににわかに美術ブームが巻き起こり結成された美術部。結成後は美大から派遣された講師による2週間に1度の講義を受けながら絵画に粘土、映像などジャンルを問わずに創作活動に励み、今回の美術展の開催に至った。
メンバーたちはお絵かき用のスモックを着用してお出迎え。片山“部長”は、美術展開催に「最初は『大丈夫かな?』という気持ちでした。メンバー(に会うこと)を目当てに来るというイベントが多い中で、絵を見に来る人がどれぐらいいるのか不安ですが、絵の楽しさ、美術の楽しさを知っていただけたら」と抱負を語った。
メンバーの中には、決して絵が得意ではない者も多いとのことだが「上手い絵ではなく、素直な自分の好きな絵を描いた」(前田亜美)、「みんなの個性が出てる」(石田)、「ひどい絵だけど、ファンの方が見て『(絵の下手さを)これから生かして!』と思っていただけたら(苦笑)」(藤江)などメンバーそれぞれが何より楽しんで作品に取り組んだ様子。佐藤は「部員の共同作品も見てほしい。美術では私たちがセンター獲れるようにがんばってます!」と胸を張った。
元々、片山も「あまりに絵の下手くそさがずば抜けていたので」、秋元康から部長に指名されたのだとか。自身の体にペンキを塗りたくって作り上げた魚拓ならぬ“人拓”も展示してあるが「体を張ってがんばりました。カメレオンになった気分でした(笑)」とふり返った。
SKEの研究生ながらも、先日の第4回総選挙で34位でネクストガール入りを果たし大躍進を遂げた松村は、この結果について「正直、信じられなかった。(圏外で)呼ばれないんじゃないかと思ったら呼ばれました。この機会を活かして、研究生たちの刺激になるようにがんばりたいです」とさらなる飛躍を誓っていた。
美術展には部員による自画像や作品のほか、今回の美術展では総選挙で使用されたセンターのイスやじゃんけん大会用の台、ステージの衣裳やシングル「GIVE ME FIVE!」で使用されたギター、横山由依が考案し人気の“珍獣”ニローニの原画など、レアなAKB関連の品々も展示。通常の美術展と異なり、写真撮影も可能となっており、片山は「AKBらしさとは何か? を考えて堅いイメージではなく入りやすい遊び心満載の展示になっています」とアピールした。
「AKB48美術部展覧会~額だけ立派ですいません!~」は「3331 Arts Chiyoda」にて6月15日から7月8日まで開催。
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