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震災ドキュメンタリー「Pray for Japan」北米で満員御礼

2012年3月28日 17:26

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舞台挨拶に立ったスチュウ・リービー監督
舞台挨拶に立ったスチュウ・リービー監督

[映画.com ニュース] 東日本大震災で被災した人々が懸命に生きる姿を描いたドキュメンタリー映画「Pray for Japan 心を一つに」が3月28日、沖縄・宜野湾で開催中の第4回沖縄国際映画祭の特別上映作品ドキュメンタリー部門で上映され、メガホンをとったスチュウ・リービー監督が舞台挨拶を行った。

リービー監督は、日本の漫画やアニメを欧米市場に販売してきたTOKYOPOPの創立者。震災直前に来日し、東北の惨事をニュースで見て衝撃を受け、数日後にはボランティアとして被災地入りした。救援物資の運搬や炊き出しを行っていたところ、宮城・石巻で出会った被災者から「ドキュメンタリー映画を撮ってほしい」と懇願され、撮影したものが今作だ。

テーマ曲の提供と演奏をミュージシャンの奥田民生、詩の朗読を女優の鈴木京香がボランティアで担当した。製作資金もKickstarterというサービスを通じ、世界中から2万ドル以上の寄付が集まり、3月14日からは北米16都市で公開中。ほとんどの上映回でチケットは完売しているそうで、「今もロサンゼルスではずっとやっています。みんな、結構泣いていますね」と通訳を必要としない流ちょうな日本語で語った。

今作を製作するにあたり、リービー監督は“金もうけ”をしないことを宣言した。「映画って本来は商売、商品ですが、僕らは一切商売をしない。入ってきたお金は、すべて寄付します。これは、僕らの誓い」と話すと、場内からは盛大な拍手が沸き起こった。

第4回沖縄国際映画祭は、3月31日まで。

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