渡辺直美「主演女優」の響きにニンマリ止まらず
2012年3月28日 19:20
[映画.com ニュース] お笑い芸人の渡辺直美が3月28日、第4回沖縄国際映画祭の地域発信型プロジェクトで上映された主演映画「SPOTLIGHT」の舞台挨拶に、共演の小林星蘭、木村祐一、浜崎綾監督とともに出席した。
昭和12年に開業した東京の老舗キャバレー「夢のしずく」が舞台。渡辺演じる鴨下蘭は、華やかなダンサーになることを夢見て何度もオーディションに挑むが落ち続け、お情けで下働きとして雇われているダメ女。いつしか努力することを忘れ、控え室で怠惰な日々を送るようになるが、蘭の前にかわいらしい少女が現れる。
「自分の夢にどう立ち向かっていくか」がテーマの同作に主演した渡辺は、司会から「主演女優」と紹介されると笑いが止まらずご機嫌の様子だ。木村が「主演顔だよ。脇にいたら邪魔でしょうがない」と独自の言い回しでほめると、「ありがとうございます」とニンマリ。さらに木村が「はみ出さないように、カメラさんが特別レンズを使っていた」と暴露したが、「いろいろな私が詰まっていますので楽しんでください」と話し、深々と頭を下げた。
また、トップダンサー役として「AKB48」からの派生ユニット「フレンチ・キス」の柏木由紀、高城亜樹、倉持明日香が出演する。
第4回沖縄国際映画祭は、3月31日まで。