ハリウッドで最新デジタルシネカメラの試用会開催
2012年3月26日 22:10
[映画.com ニュース] 米ワーナーのスタジオ内で映画業界人向けの最新デジタルシネカメラの試用会が行われたと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
アメリカ製作者組合(PGA)と米撮影監督協会(ASC)が主催する「イメージ・コントロール・アセスメント・シリーズ」と題されたイベントには、アリのALEXA(アレクサ)、キャノンのC300、REDのEPIC、ソニーのPMW-F3とF65という計5台の最新デジタルシネカメラが登場。同じ撮影状況で撮影会が行われた。ASCに所属するカメラマンにとっては、最新デジタルシネカメラを体験する絶好の機会であり、PGAに所属するプロデューサーたちにとっては、新たな統一ワークフローの導入に向けた準備の意味合いがある。
米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は、色彩をコントロールするための新規格、アカデミー・カラー・エンコーディング・スペシフィケーション(ACES)の準備中で、今回のテストの結果が反映されることになっている。なお、撮影後は、ポストプロダクションのワークフローが比較される予定で、結果は、6月9日に行われるPGAのカンファレンスで発表される予定。