綾野剛、蜷川実花監督の貪欲な姿勢を尊敬

［映画.com ニュース］　写真家・映画監督の蜷川実花が3月6日、マーク ジェイコブスの新作香水の発売を記念した限定フォトブックを発表し、東京・青山の同店で、モデルを務めた俳優の綾野剛とトークイベントを行った。撮影を振り返った蜷川は、「短い時間の撮影だったんですけど、剛くんとは相性が合うのですごくいいものができたなと思っています」とニッコリ。完成版を見たばかりという綾野も、「すごくやりやすい環境で、気負うことなく楽しんでできました」と撮影スタッフへの感謝を言葉にした。

今回の限定フォトブックは、マーク ジェイコブスの新作メンズ香水「マーク ジェイコブス バング バング」の発売を記念して制作されたもの。蜷川が香りからイメージした世界観をテーマに、綾野を被写体に迎えて撮り下ろした一冊だ。

香水が大好きという蜷川は、「香水をつける男の人って大好きなんです。存在をアピールするものだって剛くんも言っていましたけど、確かにそう」と述べ、香りの重要さを強調。また自身も日常的に使用し、寝る前にもつけているとこだわりも明かした。

2人は、沢尻エリカの主演映画「ヘルタースケルター」で、監督と俳優という立場でもタッグを組んでいる。映画監督としての蜷川について、綾野は「自分（蜷川）のわからないことは『こういうのどうやって撮ったらいいんですか？』というのを、何のためらいもなく（スタッフに）まっすぐ聞いている。貪欲に格好つけずにいる」と、蜷川の仕事ぶりを感慨深げに振り返り、尊敬していることを明かした。